受け入れることと、あきらめること
うつ病とか摂食障害とか人が怖いとか、それで苦しい思いをしてる人は、きっと盛大な勘違いをしてるんだと思う。
「自分には価値がない」とか、「誰からも愛されてない」とか「人は信じられない」とか「がんばらないと生きていけない」とか、そんな勘違い。
世の中に価値のない人なんていないし、誰からも愛されてない人もいない。
たぶん、子供のころのちょっとした(もしくは大きな)出来事によって、そんな勘違いをしてしまったのだろう。
だから、その出来事を思い出して、その出来事の意味付けをポジティブなものに変える必要がある。
それをしないと、薬を飲んで休んでも、うつや摂食障害はほんとの意味では良くならない。
他の精神疾患は詳しくないからわからないけど、少なくともうつ病や過食症は、「自分自身に対する勘違い」に気づくことがとても大切だ。
自分自身の経験から、そう思う。
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うつ病や摂食障害が良くなったとしても、おそらく以前のようにはならない。
良くなるにつれ、あまりのポンコツっぷりに絶望すると思う。
ちゃんと働けない自分。
甘いものばかり食べる自分。
すぐ忘れる自分。
人付き合いがうまく出来ない自分。
他人の地雷を踏むようなことを言ってしまう自分。
そんな、一番嫌っていた自分を受け入れたとき、うつや摂食障害は良くなっていく。
うつ病や摂食障害っていう免罪符がなくなると、もしかすると、ちゃんとしてないことを批難する人も出てくるかもしれない。
そういう人に理解してもらおうとすることも、諦めないといけない時もある。
それが身近な人なら、すごくつらいことだけど。
自分だけは、自分の味方になるという覚悟をするんだ。自分だけは自分の批難をしてはいけない。
他に理解してくれる人は、必ずいるから。
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