見出し画像

1000文字チャレンジ

そういえば、大学受験で小論文を書く練習をした。
文字数指定は1000文字が多かったと記憶している。
おかげで、つらつらと考えながら書きつくれば自然と1000文字でまとめられるようになった。
実際、わたしの進路を決めたのは1000文字(詰め原稿用紙)の小論文だった。

今では本当に書くのが億劫になってしまって。
正しく、詳しく書こうとすればするほど内容は混乱して、文脈は意味不明になり、長く長く、くどくなる。
だからこそ、改めて、1000文字書くチャレンジをしてみようかなと思った。

なんと、Noteには、文字数カウント機能がある。
これを利用する。
小論文の時は、1000文字詰め原稿用紙だったので、書き始めの1文字落とし、改行後の空白などがあるため、実際の文字数は950文字程度だったと思う。また、国語のテストや小論文は「指定の文字数の8割以上」を埋めるのがセオリーなので、850文字以上、1000文字以下、というルールにする。
テーマを決めて、書くことを決めて、書き始めて、1000文字になってしまったらそこでおしまい。
高校3年生のわたしは、与えられたテーマを一発でまとめきれたので、繰り返せばできるようになるはずだ。何せ、当時は回答用紙(原稿用紙)にシャーペンで書くのだから、あとでさかのぼって行数が変わるような修正はできない。頭の中で構成決めて、一発書きで1000文字以内。それができたんだ。うん、当時の自分えらい。

ところで受験当日、今思えば試験監督には変なヤツに映っただろうなと思う。
「はじめ」の合図で問題用紙を開き、問題を読み、その後、頭を抱えて机に突っ伏す。ぱっと見、あきらめて寝ているかのような。
ただ、ぐるぐると頭の中だけで考えている。途中でメモもとらず、文字数も数えず。
そうして、テスト時間の半分くらいが過ぎたところで、おもむろにシャーペンを手に、書き始める。
で、いい感じの文字数におさまる。

文系だったし、本の虫だったし、文章書くのも好きだったし。
考えるだけで、文字数なんとなくイメージできたんだよな。あれとこれをかいたら、5行分くらい、っていう。思考=原稿用紙のブロックサイズ、が見えるっていうか視えるっていうか。共感覚?違うか。

今じゃもうそんな特技ないけど。
テキストでのアウトプットを習慣化したいなという願望はあるので、これからできるだけ、1000文字チャレンジ、やってみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?