見出し画像

人の話を聞いているとき 脳内に絵が見えません?

結論:傾聴が苦手です

自分なりに構造化して、意見を考えながら聞いてしまうから。


傾聴を知ったのは

七つの習慣の研修を受けたときでした。
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」の中で出てきます。

傾聴は、米国の心理学者カール・ロジャーズ(Carl Rogers)氏によって提唱されたコミュニケーション技法です。単に相手の言葉を「聞く」のではなく、相手に対して共感や理解を示すことを重視しています。

https://www.franklincovey.co.jp/blog/archives/4886

自分なりに解釈するのではなく、まずそのままを聞いて受け止める。そのような説明だった記憶があります。
これが、本当に、難しい。

聞いてる時の頭の中

こういうのが、見えています。

人の話を聞いているとき、脳内にうかぶイメージの例

そのまま聞くと、図にならない。
図にならないと、理解できない。
理解しようとすると、図にすることになる。

自分にとって、理解することと描くことはかなり近いものがあって。
だから、理解しようとすればするほど、自分なりの「解釈」が入ってしまうんですよね。
そのまま聞いて理解するってどういうことなんだろう。

時として、実際に描く

社内SEをやっていると、社内の人から相談を受けることがあります。
こういうことやりたいんだけど、こういうシステムが欲しいんだけど、などなど。
ただ、言葉の定義が共通化されてなくて通じない場合、やりたいことが明確でない場合、やりたいと言ってることに大いなる欠点がある場合、なんかは往々にしてあります。
そういう時、白い紙やノートを出して、実際に、絵や図に書きながら聞いてまとめ、そこに欠点や不明点、課題なんかを書き足しながら説明します。

こうして、最終的に質問者は、わたしの書いた落書きのようなメモを大事そうに抱えて去っていくのです。

実はこういうことをするのはキライではなくて。
むしろけっこう好きなんですが。
これって何?
どういうスキルっていうんだろう?
こういう仕事って定義されてるのかな?
ずっと謎でした。

そんな時あなたと出会った

その名は「グラフィックレコーディング」

会議の内容を、ポイントを、まとめながら、絵に描いていく。
議事録でありながら、すべてを詳細に、正確な発言で残す必要はなく、あくまで「まとめ」として作っていく。

正確には違うんだけど、これはこれで「あり」なんだと思えた瞬間でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?