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池袋 かるまるが至高であり最高な理由〜前編〜

「かるまる」

この言葉を聞いた時みんなはどう思うでしょうか。まあ一般人からすれば「何それ?」ってなるだろうけど、関東民、とりわけ東京在住のサウナーからすればそこはめっちゃ最高な施設があるところってなるでしょう。2019年に営業開始するや否や瞬く間に池袋界隈のサウナ勢力図を塗り替え、それだけに止まらず様々なサウナランキングを独占し、誰が呼んだか「サウナ界のディズニーランド」。施設の充実度とか色々考えればそれも止む無しですがそれにしてもすごい勢いで頂点に君臨し、その座を守り続けている最強の施設と言えます。

サウナイキタイというサウナ界の食べログ的なサイトにおいても堂々の3位。そしてかるまるの公式サイトはこちら

関東最大級、というのは伊達ではありません。なんせ4種類のサウナ、4種類の水風呂、風呂も5種類くらいあるという豪華施設。ただ外観からするとトップページの写真のようにビルの1室+屋上なんですよね。そこにこれだけの施設が動線も完璧に配置されているのですから脅威という他はありません。

しかし、ここでこのサイトを見てた人はあることに気づくでしょう。・・・そう

値段の高さです。

一般料金(時間制限はなし)・・・2980円
※休日料金は割増+980円となっています

※まあびっくりはするよね

一応念のために言っておきますが、館内着タオル使い放題アメニティ完備デトックスウォーター飲み放題時間無制限での値段となっています。まあ一日フリータイムと考えれば少しは安いか??・・いや高いですね。
個室サウナほどではないにしろこの値段はビビるしどうしてそれなのに人気があるのか、それについてちょっと語りたいと思います。

①様々なアーキタイプのサウナ

かるまるの魅力のうち大半の人はこれを挙げると思います。ここには製作者がとにかく最高の、様々な種類のサウナ室を作りたい、ということで作ったんだろうなと感じられるくらい思いの入れようがハンパないです。一つずつ見ていきましょう。

岩サウナ

※画像は公式から。最上段でオートロウリュを受けるとやばい

こちらは高温系のサウナになっています。とにかく熱伝導率がいいのか、石が熱を蓄えまくってるのか、かなりの熱さを感じることができます。80℃らしいですがそれ以上の温度じゃないの??って思いましたw段数も多いので、自分の得意な温度に合わせて調整できるのも良いポイント。そしてこの部屋ではオートロウリュとスタッフによるアウフグースサービスもあります。
オートロウリュって正直まあないよりはマシかなと思ってたのですがここのオートロウリュは結構ガチ。天井がそこまで高くないのでロウリュの熱をかなり感じられます。前はテレビがあったみたいですが故障中からの復帰することなく撤去されてました。サウナ室にテレビはあんまりいらない派からすればこれはベネ。
高温系と言いましたが湿度もそれなりにあるので結構快適に過ごせます。最上段は天井低いので頭をぶつけないようにw

ケロサウナ

※公式はこんな画像ですが実際はもっと薄暗いです

かるまるの中で最高のサウナはどれか、と言われたらこれを挙げますね。フィンランド式のサウナですが、随所にこだわりが見られます。まずは希少な木材であるケロ材をふんだんに使った日本でも数少ないサウナ。確かに香りが違い、アロマのように芳しいので一度は匂いを味わってみることをお勧めします。
そしてセルフロウリュ可能。このセルフロウリュ、天井が岩サウナよりさらに低いのでめっっちゃ熱くなります。タオルで攪拌とかマジで必要ないくらい。サウナとしては狭いですが、この狭さが秘密基地感というか、小屋的な感じがあって大人の隠れ家に来たんやーって思いが浮かびます。この小さい小窓も秘密基地、隠れ家感を出していていいですね。全体的に薄暗く、フィンランドサウナ、というものを結構忠実に表していると思います。このサ室を超えるフィンランドサウナがあるところはそうそう無いので私は大半はここを使ってますね。マジマジマジでおすすめです!

蒸サウナ

※この温度に耐えられるか・・・?

蒸しサウナ、と言ってもスチームサウナではなく、いわゆる日本古来の蒸し風呂、に近いです。様々な薬草が使われており、その香りと湿度、温度の高さは上野のプレジデントを軽く凌ぎます・・・というか熱すぎて火傷寸前まで行きそうな感じですw最初に入った時はマジでやばかったですw
1人用のアトラクションって感じですが、ここで10分以上耐えられる人はマジですごいと思います。蒸気もクソ熱いですが滴り落ちてくる水滴もアッツ!!ってなります。一度体験してみることをお勧めしますが結構人を選ぶのでそこはご了承くださいw

薪サウナ

※都心で薪サウナって体験できるんだな・・

かるまるのもう一つの武器はこれです。薪サウナ。こんなの最初は大自然の中か、地方のサウナ施設でしか味わえないと思ってました。部屋は5人くらいしか入れず、時間ごとの予約制となっています。椅子に座って待つなど予約方法は最近流動的ですが。
屋上の奥まった空間に行きドアを開けると、さっき紹介したケロサウナよりさらに薄暗い、狭い細長い空間があります。光は本当に薪の火の光のみっていう本格っぷり。
製作者は池袋にフィンランドの山小屋を製作しようとでもしているのか・・・?と思いましたが実際そうなのかもしれません。
で、味わってみてどうだったかというと激しい熱さも湿度も高いわけではない・・・のですが陽だまりに包まれているかのような、人工的ではない優しい暖かさが感じられます。それでもしっかり汗をかくようにはなっており、パチパチと薪が燃える音や炎のゆらめき、そして空間そのものを味わっていると旅に出たかのような、文明から離れて自然に帰ってるかのような気分となります。順番待ちはありますがこれも1セットは体験してほしいですね。外に出ると後述するアクリルアヴァントが待っています。そこから外の外気浴のコンボが本当に最高です。


サウナだけでこんなんなってしまったw
ちなみにサウナマットはちゃんと支給されますしデトックスウォーターのサーバがあり給水には困りません。サウナハットかけなどもあり、とことんサウナーのことを考えた仕様となっています。

かるまるを紹介しようとしたらサウナだけでかなりのボリュームとなってしまったので残りは後編でw

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