この人と一緒にいると…

声かけの達人ということで、
最初は分類をしていましたが、
話を進めていくうちに、それぞれの内容が
重なってくるようになってきました。

自分がそれぞれの枝から話を展開しつつ、
最後は木の幹として、大切な大きな柱として、
つながってくるイメージを皆さんに共有しているのかもしれません。

話が分類されて、整理されることで、理解がしやすくなる。
そんな一面もすごく大切で、考えていることを共有する意味では、
意識して皆さんに表現したいと思っています。
しっかりと分類し、整理していることは、まさに
論理的思考と言えるかもしれません。
上から、物事を整理しているイメージです。

一方で、逆に、それぞれの内容を、抽象度を上げていくことで、
抽象化した内容が重なってくるように考えることもできます。
自分には、家族がいて、友達がいて、職場の仲間がいて、
それぞれの相手に対してのコミュニケーションを取り上げながら、
どれにも共通して、相手の気持ちや考えをまず先に理解することが大切。
こんな風に、具体的な内容から抽象度があがり、下から上へ、
理解を広げていくイメージです。抽象から具体。
概念的思考と言えるかもしれません。

ここまで話をした内容は、聞くことを意識した声掛けと、
問いかけて相手に思考を促す声掛けを見てきました。
最初に取り上げていたのは、あと一つ、前向きになるような声掛け。

少し想像してみてください。
この人と一緒にいると、何でもできそうな気がする。
この人に話を聞いてもらうと、何か行動しようという気持ちになる。
自分の身の回りに、そんな存在はいないでしょうか。

逆のことも考えてみましょう。
この人と一緒にいると、何かだいじょうぶかなって気がする。
この人に話を聞いてもらうと、ネガティブな気持ちになる。
自分の身の回りに、そんな存在はいないでしょうか。

どうしてそんな風になるのか。
相手から、自分が影響を受けていることは理解できますよね。
一歩引いて考えるを実践すれば、相手が自分に具体的に、
どのような働きかけをしているのかを分析できるかもしれません。


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