夫婦で同じ方向を向くには?家の売却を決めるまでの話し合い
「引っ越しと子どもの進学に伴う働き方チェンジの記録」2日目。
今回は、引っ越し(=家を売るかどうか)を決めるときに夫婦でどう話を進めたのかご紹介します。
まずはメリット・デメリット
夫と私は、夫婦共に引っ越しを迷っていました。引越し「賛成」vs「反対」と2つに分かれていたわけではないのです。
ただ、夫の帰宅が遅いことで私と子どもとの1対1の時間が長くなり、「このまま今の場所に住み続けるのはキツイ」と私は感じていました。
元々は、「一生をここで過ごすかもしれない」というつもりで、ローンを組んで買った家。手放すかどうか(家を売り始めるかどうか)を決めるのにも時間がかかりました。
実際に売りに出したのは、「引っ越したほうがいいのでは」と考え始めてから3ヶ月ほど後です。
迷っている間、「引っ越した方がいい理由」と、「今の場所に留まった方がいい理由」の両方を、夫婦で出し合いました。
状況を整理して、お互いの意思確認をすること・足並みを揃えることが目的です。
引っ越した方がいい理由(≒今不満に感じていること)
引越しが必要だと感じた主な理由は、通勤時間を短くして、家族団欒の時間や休息の時間を確保すること。
それ以外にも、「引っ越してもいいかも…」と思う点がいくつか出てきました。
今の家に留まった方がいい理由
一方、今の家に住み続けた方がいい理由は、愛着があるだとか、徒歩圏内で(それなりに)生活できるといったことがあげられます。
悩みましたが、ここまで意見を出し合った結果
家族で過ごす子どもとの時間を長く取りたい
今の家(築20年)に住んでいても老朽化でメンテナンスコストがかかるのだから、「今」住みたい家に住んだほうがいいのではないか
と夫婦で結論を出し、2023年9月に家を正式に売りに出し始めました。
「希望通りの時期に売れるのか」という不安を感じながら、売りをスタートしました。
お互いの価値観のずれに気づいたらどうする?
家を売ることを決めたあとは、次に住む家の話になります。
引っ越し先をどうするか、決めていく過程で気づいたのが、お互いの「家に求めるもの」「生活に必要だと感じるものの優先度」の違い。
具体的にいうと、「のびのび過ごしたいから、家は広いほうがいい」とか
「便利なほうがいいから、駅近がいい」とか、そういうことです。
うちはこの優先度のすり合わせに時間がかかり、引っ越し先検討中、しょっちゅう「お互いがどうしたいのか」や、「子どもにとってどうしたらいいのか」話し合いを行っていたような気がします。
次回は(たぶん)「価値観の違いはケンカの元?」をお届けします。
なお、このシリーズ、夫にも「全世界に公開で書くよー」と伝えています。
ライフステージの変化にしなやかに対応して働きたい方へ
「家族のライフイベントの影響で、働き方を変えざるを得ない」「子どもの成長に合わせて、新しいことにチャレンジしたい」
仕事とプライベートは、切り分けるものでなく、一緒に考えるものだと私は思います。
たとえば「家事や育児、仕事、介護、お金のこと、自己実現」など、人にはさまざまな取り組んでいること・それに伴うお悩みがありますが、悩みはどれもバラバラに存在しているわけではありません。
「いろんなことが複雑に絡み合っていて、何から取り組んだらいいのかわからない」
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