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夫婦で同じ方向を向くには?家の売却を決めるまでの話し合い

「引っ越しと子どもの進学に伴う働き方チェンジの記録」2日目。
今回は、引っ越し(=家を売るかどうか)を決めるときに夫婦でどう話を進めたのかご紹介します。


まずはメリット・デメリット

夫と私は、夫婦共に引っ越しを迷っていました。引越し「賛成」vs「反対」と2つに分かれていたわけではないのです。

ただ、夫の帰宅が遅いことで私と子どもとの1対1の時間が長くなり、「このまま今の場所に住み続けるのはキツイ」と私は感じていました。

元々は、「一生をここで過ごすかもしれない」というつもりで、ローンを組んで買った家。手放すかどうか(家を売り始めるかどうか)を決めるのにも時間がかかりました。
実際に売りに出したのは、「引っ越したほうがいいのでは」と考え始めてから3ヶ月ほど後です。

迷っている間、「引っ越した方がいい理由」と、「今の場所に留まった方がいい理由」の両方を、夫婦で出し合いました。
状況を整理して、お互いの意思確認をすること・足並みを揃えることが目的です。

引っ越した方がいい理由(≒今不満に感じていること)

引越しが必要だと感じた主な理由は、通勤時間を短くして、家族団欒の時間や休息の時間を確保すること。
それ以外にも、「引っ越してもいいかも…」と思う点がいくつか出てきました。

・夫の通勤時間がもったいないと感じる(夫が疲れている)
・夫の帰宅が遅くなり、父子が接する時間が減った
・諸々の影響で、子どもの寝る時間も遅くなってしまった(小学校に入学したらもっと早起きが必要になるのに、大丈夫だろうか?)
・母子二人きりの時間が長くなり、私の気力・体力のキャパを超える
・今住んでいる家が古くなってきたため、トイレや洗面台、外壁や壁紙の劣化、エアコンの故障など、リフォームが必要な時期に来ている
(250万円くらいかかりそうな規模)
・今の家は縦列駐車で、自転車を停める場所も狭く、家の外回りが不便

現状困っていることを出し合う

今の家に留まった方がいい理由

一方、今の家に住み続けた方がいい理由は、愛着があるだとか、徒歩圏内で(それなりに)生活できるといったことがあげられます。

・慣れた環境で、子どもの友達がいて安心
・大きな公園、小学校・中学校、児童館、駅、バス停、スーパー、コンビニ、役所、交番、パン屋さん、レストランなどがすべて徒歩圏内にあるので、年をとってからも住みやすい
・駅まで平坦で、子どもも大人も移動が快適
子どもの預け先の候補が複数あり、子どもや私の仕事の状況に応じて柔軟に預けられそう

離れたくなり理由もある

悩みましたが、ここまで意見を出し合った結果

  • 家族で過ごす子どもとの時間を長く取りたい

  • 今の家(築20年)に住んでいても老朽化でメンテナンスコストがかかるのだから、「今」住みたい家に住んだほうがいいのではないか

と夫婦で結論を出し、2023年9月に家を正式に売りに出し始めました。
「希望通りの時期に売れるのか」という不安を感じながら、売りをスタートしました。

お互いの価値観のずれに気づいたらどうする?

家を売ることを決めたあとは、次に住む家の話になります。
引っ越し先をどうするか、決めていく過程で気づいたのが、お互いの「家に求めるもの」「生活に必要だと感じるものの優先度」の違い。

具体的にいうと、「のびのび過ごしたいから、家は広いほうがいい」とか
「便利なほうがいいから、駅近がいい」とか、そういうことです。

うちはこの優先度のすり合わせに時間がかかり、引っ越し先検討中、しょっちゅう「お互いがどうしたいのか」や、「子どもにとってどうしたらいいのか」話し合いを行っていたような気がします。

次回は(たぶん)「価値観の違いはケンカの元?」をお届けします。

なお、このシリーズ、夫にも「全世界に公開で書くよー」と伝えています。

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