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総合型選抜を振り返って

今回は大学受験、中でも私が受けた総合型選抜についてのお話です。

まあまあ色々あったというか、総合型を受ける誰かのお役に立てたらな~と思って書くことにしました。気楽に読んでください。


総合型選抜の対策について

私は総合型選抜で第一志望の大学1校を受験し、無事合格をいただきました。なので他大学の総合型選抜についてや一般受験の事は正直あまりよくわかっていません笑。とりあえず私のやってよかったことと後悔していることを紹介します。

【よかったこと】

◎課外活動
やっぱりこれですね。課外活動なしでは私の受験はありませんでした、、
具体的には研究活動学生団体です。
私の高校では一応研究活動が必須でありまして論文を書いたりプレゼンをする機会があるんですね。実際それを総合型に使っている友人も多くいました。ですが!!私は受験では一切それには触れませんでした!理由は単純に”楽しくなかったから”です。やはり授業の一環なのである程度制限があったり”やらされている感”がどうしても拭えなかったんですよね…笑。ベストは尽くして一応クラス代表みたいなものに選ばれたのですが、今後も大学でこの分野を追求したいと思えるほど夢中にはなれませんでした。そこで私は課外活動としてある団体に所属し、多少のお金を払い、いわば「習い事」のような形で、学校でやったものとは全く異なる分野の研究を高校2年生の時の一年間で行いました。これは自主的にやっていたからかとても楽しみながら行うことができ、今後も学び続けたいと思えるトピックになりました。かつ、学問以外の点においても研究活動から学ぶことは多くあったため総合型選抜の書類はこの経験をベースに書きました。
そしてもうひとつ、「学生団体」ですね。私は高2の夏からオンラインイベントを行う学生団体に所属しており現在もその活動を続けています。きっかけは特に無く、何かしらやりたいな~と漠然と思っていただけで、「受験のため」といった意識は全くありませんでした。ただ偶然私の大学の課題に「教科外の活動で自主性や創造性を発揮した経験について述べよ」というものがあり、要は部活とか委員会とかでどんなふうにリーダーシップをとったかみたいなことを書かなければなりませんでした。この課題においては学生団体での経験が大いに役立ちました。私は部長とか実行委員になるタイプではないためこの経験がなければ何を書いていたのだろうと思うとぞっとします笑。
◎学校の成績&英語資格でそれなりに良いスコアをとる
総合型選抜って学科の試験が少ない、あるいはまったくないため自分の学力をアピールするところは高校の評定平均と資格しかないんですよね。私は自分のレベルより少し低い高校に入学したうえに、高校の成績がゆるめだったのでそんなに必死にならなくても評定平均4.8をとれました。(先生ありがとう!笑)評定平均の低さで大学の選択肢が狭まることはなかったのがすごくよかったです。
英語資格に関しては、国際系の大学を志望していたこともあってかなり力を入れました。英語資格というと英検が最も一般的だと思いますが、国際系、英語が強い系の大学は英検ではなくTOEFLやIELTSのスコア提出を求めるところも少なくありません。これがほんっとに大変で、TOEFLやIELTSっていうのは英検とは全然違うんです。ネットにCEFRを用いた比較表がありますがあれは参考にならないと思いますね。内容というかレベルというか簡単に比較できるものではありません。あと受験料がめちゃくちゃ高い!!私の時は円安で3万円を超えた時もありました…泣。親に謝りながらTOEFLを計三回受けました。(TOEFL・IELTSは世界共通の英語資格です。合格不合格ではなくスコアが出されます。興味があったらぜひ調べてみてください!)私は高2の夏から総合型選抜や英語が専門の塾に通い、受験時には英検準一級とTOEFL81を提出しました。まあそんなに高いスコアではないのですが自分的には満足いくスコア、志望大学の合格を十分見込めるスコアをとれたため良かったと思っています。

【後悔していること】

◎一校しか受けなかった

冒頭に書いたとおり私は1校しか受けなかったんです。理由は単純で第一志望以外に行きたい大学がなかったからです。ただこうなると一般受験を受けなければならなくなる可能性が格段に上がり精神的ストレスが激重になります。「一般受験一本で勉強している人の横で、私が膨大な時間をかけて行った自己分析、大学の理念・教授・授業のリサーチがすべて無駄になるのでは」という不安に押しつぶされそうになります。これを回避するのが総合型で複数校受験することです。実際、総合型を受けた友人のほとんどが3,4校は受けていて、私が一校しか受けないと言うと驚かれました。しかし!少し言い訳(?)させていただくと、総合型って「大学へのラブレター」みたいなものなのでその大学を調べつくして熱い気持ちを書かなければならないんですね。一般受験の勉強もしないといけない時期に、大して行きたくもない大学に時間をかけてそれをするのは無理なんです。少なくとも私はそうでした。まあ、1校しか受けないのは精神的にかなりキツいので行きたいって思える大学が複数ある人は迷わず複数受験することを強くお勧めします!(人によっては同じ文章を少し書き換えながらいろんな大学に使いまわすんですけれどそれってどうなんですかね…)
◎一般受験とのバランス
上で書いたことと通ずる部分ではありますが一般との両立です。これ、どうしたらいいんでしょうか?笑。うまくやった方がいたらぜひ教えてほしいです。私は時間的には総合型と一般を6:4くらいでやっていましたが、完成度的には8:2くらいでしたね。大体朝8時から総合型を始めて15~17時くらいから寝るまで一般の勉強をしていました。総合型ってゴールがないといいますかテストで完成度を確認できないためつい時間をかけすぎてしまうんですよね。そしてそれが先述の「精神的ストレス」につながる…。私なりに前々から頑張ってやっていたのですがもっと上手く管理できなかったものかと後悔が残ります。

「塾」っているの?

総合型選抜に当たり塾いるのかいらないか問題です。私はいってよかったです。間違いなく。書類の指導はもちろん、プロが付いている、チューターさん(総合型選抜経験者の大学生)に相談できるという「安心感」を得られます。たしかにお値段は高いですし、そこは親との相談ですが少しでも不安を減らすには必要な存在だと思います。また、私はどちらかというと書類よりも英語において塾にたくさん助けられたと思います。英語の重要度は人によると思いますし、総合型選抜をサポートする塾でも英語教育に力を入れているところ、書類や課外活動の指導を強みとしているところなど様々です。私の場合は課外活動はすでに自主的に行っていたため、英語が強い塾を選びました。自分に合った塾選びをすることが重要です。

おわりに

そんなこんなで私の大学受験は無事終了いたしました。これから総合型を受けようと思っている中高校生の参考になればうれしいです♡今回は総合型選抜を受けるまでのお話をしましたが、次回は受験後に感じた総合型選抜のメリットを書きたいと思います。これがいーっぱいあるんです!お楽しみに!
最後まで読んでくださった方に感謝を申し上げます。




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