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[プチ読書] はじめアルゴリズム / 三原和人 著 ~"第1巻"を読んで ~

こんにちはMinimal Orderです。普段は音楽を制作して配信をしたり、音楽に関わる記事を書いたりしています。

この記事は、音楽にこだわらず、本に触れ、発見したことを綴っていく企画/マガジンの一環です。

今回の本

本日偶然出会ったのは、三原和人さんのマンガ「はじめアルゴリズム」です。名前にアルゴリズムとあることからも推測できるように、数学に関係のある漫画でした。

しかもなんと、三原さんにとってはデビュー作なんですね

章の構成

  • #1 ハジメのはじめ

  • #2 海の教室

  • #3 委員決めの時間

  • #4 楽しい方向

  • #5 内田の灯

  • #6 見える世界

  • #7 世界を解くんだ!

1巻の概略・印象に残ったこと

はじめアルゴリズム1巻は、主人公の立志編と呼べる巻でした。

特に、主人公ハジメと師となる内田の関係は、インドの伝説の数学者ラマヌジャンとその師ハーディの関係にも重ねることができ、今後の展開が楽しみです。

また、数学にとって大事なものは「情緒」であると述べる内田の言葉は、
その言葉にもある通り、数学以外にもあらゆる表現に通底していると感じました。

美しいものを
美しいと感じる
こころの目
情緒とは
「世界」と「自分」の間に通された道のようなものだ (中略)
数学はその表現にすぎない (中略)
それは
絵や音楽
何であっても
かまわない

はじめアルゴリズム 1巻より

出典

Cover photo by Michael Dziedzic on Unsplash

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