ミュージカルの面白さを知った映画『CHICAGO』
映画版『CHICAGO』を観るまで、あたしはミュージカルを食わず嫌いしていた。
普通の演劇はフリーターで舞台役者をやっていたので山ほど観ていたのに、ミュージカルは一切観ていなかった。
もう何年前になるだろうか?
本当に何がきっかけで観ようと思ったのか、全く記憶にない。
記憶を振り絞ってみた。
多分下の娘が小学校に上がる前後くらいの時期だったと思うが、TSUTAYAで毎週のように映画を借りていた。
主に子どもたちが観たいものを選んでいたが、自分の観たいのも毎回一本は借りていたから、その流れで借りたのかもしれない…。
でも食わず嫌いしていたミュージカルを観ようと思ったきっかけがあるはずなんだけど、どうにも思い出せないのだ。
だけど、間違いなく、映画『CHICAGO』がきっかけでミュージカルの面白さに気づけたし、いつか舞台の『CHICAGO』を観てみたい。ミュージカルを生で観てみたい!!と思うようになったのだ。
映画『CHICAGO』を観てからは、劇団四季の『ライオンキング』や『リトルマーメイド』観に行ったり、ミュージカル映画も抵抗なく観れるようになった。
宮野真守が推しになってからは、マモが出てる『ウエスト・サイド・ストーリー』『ウエイトレス』も観に行った。
そして、なんとついに!!
今月、東急シアターオーブで開演するブロードウェイミュージカル『CHICAGO』を観に行きます!!
本当は米倉涼子さんが出演している時に観たかったのだが、前回はタイミングが合わなかったのと、今回は米倉さんの持病の悪化で降板してしまったので、残念ながら観られない。
だけど、食わず嫌いのミュージカルを面白い!!と思わせてくれたきっかけの『CHICAGO』を舞台で観られるのは、本当に楽しみだ✨️
観に行くにあたって、映画『CHICAGO』を観直してみた。
ストーリー
曲・歌・ダンス、忘れているかと思ったら観始めてスグに思い出した。
ロキシー・ハート役のレネー・ゼルウィガーさんのキュートさ。ヴェルマ・ケリー役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんのカッコ良さ。敏腕弁護士ビリー・フリン役のリチャード・ギアさんの「井上順さんに似てないか?似てるよな?」と思ってしまうところ(あたしだけかな?笑)も全部思い出し、改めて大好きな映画だなぁ🥰と思った。
出てくる人物ほぼほぼ囚人で、敏腕弁護士も私利私欲。刑務官の女ボスも囚人とお金でやり取り。ホントにどうしようもない奴らなんだけど、何故かみんな憎めない感じで、ポップに仕上がっているところと、嫌い合っていた(最初ロキシーはヴェルマに憧れていたが、刑務所で塩対応されたので嫌いに)ふたりが最終的にコンビを組んでスターになってくのが爽快。
割りと隙なく、歌とダンスが入ってくるので観てて飽きない。
元々ミュージカルだったものを映画化しているから、ミュージカルの方が本家なんだろうけど、映画ならではの演出部分はミュージカルではどんな風になっているのか、とても楽しみだ。
ミュージカル『CHICAGO』を観たら、また感想をnoteに書きたいと思う。
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