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ミュージカルの面白さを知った映画『CHICAGO』

映画版『CHICAGO』を観るまで、あたしはミュージカルを食わず嫌いしていた。
普通の演劇はフリーターで舞台役者をやっていたので山ほど観ていたのに、ミュージカルは一切観ていなかった。


もう何年前になるだろうか?
本当に何がきっかけで観ようと思ったのか、全く記憶にない。

記憶を振り絞ってみた。

多分下の娘が小学校に上がる前後くらいの時期だったと思うが、TSUTAYAで毎週のように映画を借りていた。

主に子どもたちが観たいものを選んでいたが、自分の観たいのも毎回一本は借りていたから、その流れで借りたのかもしれない…。
でも食わず嫌いしていたミュージカルを観ようと思ったきっかけがあるはずなんだけど、どうにも思い出せないのだ。

だけど、間違いなく、映画『CHICAGO』がきっかけでミュージカルの面白さに気づけたし、いつか舞台の『CHICAGO』を観てみたい。ミュージカルを生で観てみたい!!と思うようになったのだ。

映画『CHICAGO』を観てからは、劇団四季の『ライオンキング』や『リトルマーメイド』観に行ったり、ミュージカル映画も抵抗なく観れるようになった。

宮野真守が推しになってからは、マモが出てる『ウエスト・サイド・ストーリー』『ウエイトレス』も観に行った。


そして、なんとついに!!
今月、東急シアターオーブで開演するブロードウェイミュージカル『CHICAGO』を観に行きます!!

本当は米倉涼子さんが出演している時に観たかったのだが、前回はタイミングが合わなかったのと、今回は米倉さんの持病の悪化で降板してしまったので、残念ながら観られない。

だけど、食わず嫌いのミュージカルを面白い!!と思わせてくれたきっかけの『CHICAGO』を舞台で観られるのは、本当に楽しみだ✨️

観に行くにあたって、映画『CHICAGO』を観直してみた。

ストーリー

1924年頃のシカゴで、世間知らずのロキシー・ハートは地元で人気のケリー姉妹の一人であるヴェルマ・ケリーが舞台に立つナイトクラブを訪れる(『All That Jazz 』)。彼女はヴェルマのように人気の踊り子になることをずっと夢見ている。しかしその夜、二人の運命が大きく変わり始める。ロキシーは自分をヴォードヴィルのスターにしてくれると信じるフレッド・ケイスリーと浮気をする。ショー(All that jazz)の前日、ヴェルマは夫と妹がベッドを共にしているのを目撃して殺害。ヴェルマがショーをしている最中に警察がヴェルマを逮捕しにやってくる。その後、夫と妹を殺害した罪で逮捕される。1カ月が経過し、ロキシーがケイスリーにクラブのマネージャーに会わせるよう急かしたため、ケイスリーはコネは彼女と寝るための嘘であると語る。激怒したロキシーは彼を射殺し、夫のエイモスに強盗を殺害したのだと語り、正当防衛で釈放される可能性を考慮し責任を肩代わりするよう説得する。彼は刑事に嘘の自白をすると、ロキシーは彼に捧げる歌を心の中で歌う(『Funny Honey 』)。しかし刑事がロキシーとケイスリーが知り合いで浮気をしていた証拠を見せると、エイモスは真実を話し、ロキシーはやけになって事件を認め、クック郡刑務所に送られる。野心的な地区検事長のハリソンはメディアの前で極刑にするつもりだと語る。

Wikipediaより引用

曲・歌・ダンス、忘れているかと思ったら観始めてスグに思い出した。

ロキシー・ハート役のレネー・ゼルウィガーさんのキュートさ。ヴェルマ・ケリー役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんのカッコ良さ。敏腕弁護士ビリー・フリン役のリチャード・ギアさんの「井上順さんに似てないか?似てるよな?」と思ってしまうところ(あたしだけかな?笑)も全部思い出し、改めて大好きな映画だなぁ🥰と思った。

出てくる人物ほぼほぼ囚人で、敏腕弁護士も私利私欲。刑務官の女ボスも囚人とお金でやり取り。ホントにどうしようもない奴らなんだけど、何故かみんな憎めない感じで、ポップに仕上がっているところと、嫌い合っていた(最初ロキシーはヴェルマに憧れていたが、刑務所で塩対応されたので嫌いに)ふたりが最終的にコンビを組んでスターになってくのが爽快。

割りと隙なく、歌とダンスが入ってくるので観てて飽きない。


元々ミュージカルだったものを映画化しているから、ミュージカルの方が本家なんだろうけど、映画ならではの演出部分はミュージカルではどんな風になっているのか、とても楽しみだ。

ミュージカル『CHICAGO』を観たら、また感想をnoteに書きたいと思う。


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