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好きな風景

田んぼに水が張られる頃、カエルがゲコゲコ鳴いて「あ〜そろそろ、田植えの時期かぁ」と感じる。

鳴いてるカエルは手の親指に乗るくらい小さくて可愛い。
時々、玄関のドアに張り付いてたりする。

子どもの時に家の周りに田んぼは無かったけど、一人で虫取りしたり、池でオタマジャクシを採ってきて育てたりしていたあたしにとって、小さいカエルが玄関に張り付いてたってなんとも思わない。

でも子どもの時は触れたのに、大人になって触れなくなった虫があるな…あれはなんでだろ?

セミとかコオロギ、ダンゴムシ、オンブバッタとか触れなくなっちゃったな…。
カマキリは平気。カナヘビ、小さいカエルも大丈夫。

こないだ仕事中にフタツボシテントウムシを見つけて「久しぶりに見るなぁ。テントウムシって幸運の象徴なんだよなぁ…」とか思って、その時は触らなかったけど、テントウムシも触れるな。

この違いはなんだろか?不思議だ。

風景の話に戻そう。


稲が少しづつ育っていくのを見るのも好きだし、ある程度大きくなった緑色の稲が、風に揺られてサワサワ音を立てている姿も大好きだ。

なんだか目と耳が癒される感じがする。

そして夏だなぁとしみじみ思うのだ。


梅雨が明けたら、本格的に夏が来る。

あたしの好きな夏が来る。




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夏の思い出

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