見出し画像

交番

最近サイフを拾った話。

台湾人の友達と遊んでいた日、

私たちは交差点に転がる財布を見つけた。

運良く近くに交番があったので

その足で届けに行った。


台湾人の彼女は

ワーホリで昨年末から日本に来てる子で、

まさか日本の交番に行くことになるなんて〜〜

と少しワクワクした様子。


私が書類を記入してる隣で、

「日本の警察官は真面目そう〜」とか、

「ここに貼ってるポスター怖い、、、」

とか色々コメントしてた。


中の学生証で、それがJKの財布やとわかった。

きっとすぐ持ち主に届くやろうから、ひと安心。

前から、もし財布拾ったりしたら

持ち主からのお礼とかは

全部「いらないです」って言おう、

とだけは決めてたから、

初めてそれができて満足、自己満。


この件で、

ふと小学生の頃の出来事を思い出した。

わたしは校区の端っこに住んでたから、

結構長い道のりを毎日歩いてたんやけど、

ある日、友達と下校してる時に、

道に落とし物を見つけて

帰り道、交番に届けに行ったことがあった。

それ以来、道で何かを見つけるたびに

決まってそれを交番に持っていくようになって。

いつのまにか、

交番のおっちゃんとも仲良くなったり。

おっちゃんは、私と友達が何か見つけたものを届けるたびに、

あたり付き10円ガム をくれるねん。

でも、ちびのわたしがそんな頻繁に何を拾うん?って話なのよね、、、、!


「今日はねー、ライターひろった!!」

「10円おちてた!!」

「これ誰かのボールペンだとおもう!!」


といった調子でなんでもかんでも拾う^ - ^

あまりにも小学生〜


一度は、中学生か高校生の、運動部のユニフォームが溝のあたりに畳んで置いてあったのを見つけて、それが一時的に置かれてるだけのものとは思わずに、友だちといっしょに全部抱き抱えて交番に持ってったこともあったな(^_^)


(そのあとすぐ無くなったことに気づいた運動部の男の子たちがめちゃくちゃ焦って交番に来たのも覚えてる)



そんな、今思えばありがた迷惑すぎることばっかしてた私やけど、

おっちゃんは私が何を持ってきても、

「そんなん持ってこんでええから」

とかは言わんかった。

「これは〇〇の物かな〜、ありがとう!」

って感じやった。

ほんで、10円ガムくれる。

たまーーーに、シュークリームとかももらったっけ。


よく交番に通った小1の思い出です( ◠‿◠ )












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?