コテンラジオとか、超相対性理論に行き着くまでの道のり。


今年に入ってから、耳から情報を得るということをするようになった。

はじまりはVoicy

アプリ自体は2,3年前から知ってはいたけど、耳で聞くっていうのがあまりしっくりこず、通勤時間も聞くなら音楽を聞いていたいし、人の話はちゃんと集中して聞きたい、ながら聞きはむずかしいと思っていた。

でもなんか聞いてみよう。って思ったら意外と楽しくて。
というのも、たのしかったのは、ちきりんさんが話していたので。おそらく10年ぐらいTwitterはフォローしているし、本もちょろっと読んだことがある気がするけど、声を聞いたことがなかったので、「ちきりんってしゃべるんだ〜」ってのがおもしろかった。笑


そして我らが鎌田安里紗さんことありちゃんも最近はじめたようなので時々聞いている。



それからのVOOX

ありちゃんがシェアしていて、はじめて知ったVOOX。


VoicyはSNSのフォロワーが多い有名人が話しているようなイメージで、VOOXは著者の方々が話しているより社会派なイメージ。

山口周さんはじめ、田口学さん、宇野さん、佐々木さん
そしてここに、福岡伸一さん、辻井隆行さんが話していたのが個人的に熱かったなあ。センス良い。

1コマあたり10分と短いので聞きやすいけど、全て聞いたらそれで終わりなので、満足してしまって最近は聞いてない。

のと、UIはスピーカーの方の名前と写真が出ているのだけれど、正直ピンとこない。田口さんも著書は知っていたけれど、顔は知らなかった。

ということから、本屋さんで表紙は見たことあるし、読みたいと思っていたけど、VOOXの名前と顔では判断できず、ポチ損をしている人いそうだなと思っている。

田口さんいい人だった。。。


いまさらながらの「coten ラジオ」降臨

それと同時ぐらいに、コテンラジオを聞く機会が訪れた。

というのも、そもそも通勤中はSpotifyを聞いていて、広告でコテンラジオのことは知っていた、おそらく1,2年ぐらい。でも、ながら聞きはしないし、歴史だからこそちゃんと聞かないと文脈わからなくなるやん。って思って聞いていなかった。

そんな中、ひょんなことからこのお寺で瞑想する会が行われた。

(瞑想はおのさんに、マインドフルネスとか大事やで。とコロナの忙しかった後ぐらいに教えてもらった。ちなみにVOOXで、その第一人者?有名っぽいジェレミーハンターという人も話していて、おお!ってなった。)


よくわからないけど、まあ行ってみるかのテンションで行ってみて、結果よかったのだけれど、その時にコテンラジオとか深井さんの話が出てきた。
そしてそのお寺の人と、深井さんが話してるPodcastも知って、ここまで来たら、コテンラジオというものを聞いてみるか。となった。


やっぱり資本主義の話がすきなので

10年前から資本主義がどうなっていくのか、が個人的なアンテナとして劇的に高いので、それっぽいやつを聞いてみたら、やはりおもしろかった。


(深すぎて、やはりながら聞きではなくちゃんと座って落ち着いて聞き入りたいと思ったのだけれど。)

面白い理由としては、1人ではなく、他にも演者がいること、ちゃんと理解して説明する側と、リスナー(自分と同じ立場)側での対話が聞きやすい。深井さんの説明がとてもわかりやすい。たのしく話しているのが聞いていてわかるので、聞いている自分もたのしくなってくる。それにプラスして内容もおもしろいので、それらが相まってこんなに支持を得ているのか、とわかった。(けど、なんでここまで人気なの?っていうのはまだ理解してない。)

それと同時に、COTEN CREWの話はがまさに面白かった。

里山資本主義の藻谷さん、半農半Xの高坂さん、ゆっくりいそげ,ぶんじ寮の影山さん、鎌倉投信の鎌田さん、eumoの新井さん、ボーダレスジャパンの田口さん、、、といろいろな考えや行動を知る中で、COTENの深井さんの試みもまた新しいものだと思った。


それからの超相対性理論

そんなことを瞑想に参加した人に言ったら
これもたのしいですよ、と教えてもらったのがこちら。


コテンラジオよりたのしくてずっと聞いている。

そもそも答えのない議題がたのしい。
3人ともネタがきれないので、会話の広がりがたのしい。
自分と同じ方向性の思考なので聞いていて心地良くて、発見がとてつもなく多い。

深井さんは普通にたのしくて
荒木さんと(勝手ながら)考えることが似ていたりするので、「それ!」ってなるし
渡邉さんにいちばん沼っている最近。


渡邉さんに沼ったのでTAKRAM RADIO


渡邉康太郎さんのすごいのは、山口周さんかのごとくさまざまな事例とか、読んだ本の引用が出てくる、出てくる、出てくる。。。
そして言葉のチョイスも転がし方も、表現の仕方もなんだかおしゃれさがある。
どんな人かも知らずに聞いていたので、デザインの人だと知って納得してしまった。

最近デザイナーの友達と話すことがあって、単に目の前の見えるものをデザインしているわけではなく、その背景も知る必要があるからすごい本を読むと話していてより、なるほどな、と思った。(にしても、あのポンポン話が出てくるのは頭の中はどうなっているんだろう。本当にすごい)

そしてなんと、この動画に出ていたっぽいのも後から知った。
わたしはありちゃん、辻伸一さん、佐久間さん目当てで見ていた番組だったけど渡邉さんもいたっぽい。この時は素通りしてしまっていたようなので、こうして再発見できてうれしい。


そしてtakramという会社も改めて調べてみると、なるほど、なんか見たことあった佐々木さんもここの人なのか、というのを知ったのと、
なんと、あの新風館のクラフトビールのお店のデザインは渡邉さんが関わっているよう。
すぐに行ける場所に、こうした関わりがあるのはたのしい。
(そういえば、祇園祭に新風館のoyoyで働きます!ので誰か来てください!)



そんな感じが最近のハイライトです。


なにがたのしいのか。


超相対性理論でも言われているけれど「抽象的にものごとを考える」ということとか、「知と知がつながる」みたいなものを発見した時が鳥肌が立つレベルでたのしい。

これはまさに自分の仕事にも言えることだと思っている。
わたしは農業のことも、流通のことも全く無知で入社しているから、自分の会社のやってることや仕事を、なんの疑いもなく当たり前にやってきた。抽象を知らず具体しか知らなかった。

でも抽象(一般的)を知って勉強してから、改めて自分がやってることを見てみると腰を抜かすぐらい、大変なことしていることがわかる。そこに意味、価値が見つけられる。また農業以外の流通や業界のことを知るのも、共通点もあるし、違う点も見つかってそれはたのしいし、それらの積み重ねが仕事のアイディアにもつながることもある。

まあここらへんのことはまた書くとして、
これからも具体(農業のこと、農業の各論的な問題)なことも知るのはもちろん、抽象的な問いも考えていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?