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VIVANT 第1話 とりあえずドラムを推す!

日曜劇場の主役をはれる役者、何人いるのー⁉️
と、贅沢な俳優陣で話題の、日曜劇場VIVANT。
初回のみで、映画一本になるスケール感と面白さでしたね。
最近流行りの、事前情報ほぼゼロだったVIVANT。
1話感想です。


1.アニメばりの破天荒エピソードが気になる


1話はとにかく、設定を説明しつつの、地元警察を振り切る大使館への大帰還劇!
まるでルパン。
(CIAのサムが観てましたから、きっと敢えてですよね)
大使館門への飛び込みシーンなんて、三苫の1ミリ!かと思いました。

一見、んなことある〜?の連続。
そもそも、大手企業のエリート会社員があんな危険なところ一人で行くぅ?みたいな。
他にも、野崎登場のタイミング、羊・山羊たちの爆走シーン、馬で公道などなど。
随所、「こんなことになったら面白いだろう」というアイデアが先にありきなのではないかという破天荒脚本。
ところがそれを、わりに破綻なくストーリーに馴染ませる技が凄すぎた。

これ、大逃亡劇を主軸とした、1話のみの作り方なのか。
2話以降や、日本のターンになった時のテイストがどうなるのか。
気になるところです。

ちなみに、あんな危険なところ一人で行くぅ?も、おそらくは、フリ。
主人公の乃木が、ただの人のいいエリート会社員ではないことは、今後明らかになっていくところですよね。

2.ウルトラハイスペ警官 野崎&チンギスが気になる


野崎サン、公安だとしても、スペック半端なくないですかw
怪我の治療できる、車の故障直せる、馬乗れる、頭の回転早い、ボディがタフ。
んでもって、有能な御庭番がいる公安て!
痛快、爽快な野崎劇場。
この後、平場の野崎がどんなキャラでいるのかも気になる。

野崎を上回るハイスペキャラ、バルカ警察のチンギス!
憎たらしいほどの有能さ!
あんなに有能じゃ、バルカ警察で浮いちゃって、友達できないんじゃないかと心配になるw

でもね、チンギスは無駄な殺生しない。
歯が真っ黄色のジジイ。
フラグ立ってるから心配したけど、チンギス放免してくれて良かった。
動物に発砲しないところとか、乃木以外は狙わないところとか。
これ、あくまでも警察なので、無秩序ではないってこと。
敵であるテロリストとの線引きですよね。

ハイスペすぎるチンギスが、今後どこかで乃木を助ける側に回る…的な胸熱展開もつい期待してしまいます。

3.ドラムが気になりすぎる


いや、ドラム推したくもなりますよ。
御庭番好きですから、自分w

前者二人もハイスペックでしたが、真のハイスペキャラはこの人なのではないかと…。
装甲車みたいなトラック、いつの間に用意しとんねん。
大きな体に被弾しちゃったらどうしよう…って心配してたんだけど、全然当たらんの。
車の屋根を走る時は、意外に身軽。
ドラムに釘付けですよw

1話では、日本語ができないのか、声を出せなのかわかりませんでしたが、音声変換アプリで話すっていうのもまた良い。
そのAI音声が、林原めぐみさん。
出演することは知っていたので、女優さんとして出るのかと思いきや、そうきたかーっ!

今後は、御庭番あるあるで、捕まっちゃったり、怪我しちゃったり…。
はたまた裏切っちゃったりしないで、最後まで癒しのハイスペ御庭番でいてくれと願うばかり。


4.乃木の人格が気になる


最近の雑な考察は、何かっていうと二重人格説かサイコパス説を唱える傾向がありますが…。
それを逆手に取ったかのような、初めからふたつの人格を提示するやり方。
面白い。

二人の乃木が、自分と心の声ということなのか、
主人格と別人格なのかは今のところわかりません。
ただ、どうやら大きなトラウマを抱えていそうな乃木が、病理的な心理状態であることは確かそう。

乃木A 少し気弱だけれど、ジャミーンと心を通わす優しい男
乃木B 気弱なAを叱咤激励するが短気で強気の男

さて、もし、二重人格だとすると、主人格はどちらかということが気になります。
別人格って、主人格を守るために作られたりするのです。
(鬼滅の刃の半天狗はその典型)

乃木Aが弱そうなので、そちらが守られるべき主人格に見えるけれど、実はBの方が主人格という流れもありかも。
なぜなら乃木Aの方が、守られるどころか過酷な目に遭っている。
嫌なことやらされてるのはAなんですよね。
それに、Aはなかなかハイスペ。
もっとも、AとBが頻繁に入れ替わっているのかもしれない…。

しかし、本来的には…
主人格と別人格は、交流しないはず。
それを考えると、単純に二重人格という枠には入れない方が良い気もします。
自分とその自分を俯瞰するもう一人の自分…。
今のところ、そう考えておこう。

乃木がただのエリートサラリーマンでないのは確か。
Aは誤送金を取り返しに行ったけれど、Bの目的は、ハナからテロ組織やVIVANTだったのかも。
(BはCIAというパターンもあるかも)


5.ジャミーンが喋る時が気になる


母の死をきっかけに、話すことができなくなったジャミーン。
VIVANTの秘密の近いところに、彼女もいるのではないでしょうか。
彼女がキーパーソンであることは、想像に難くない。

彼女は彼女のトラウマを乗り越えた時、初めて話せるようになるのでしょうか。
そのシーンがどこに来るのか。
胸熱展開になる予感しかなくて、非常に楽しみです。


* * *

…これ、10話で終われるんですか?
半年ぐらいやりそうな、風呂敷の広げ方だけど…。
メイン張れる役者さん、まだまだいっぱいいるのに、出てきてないよ?

と、考えると、ストーリー展開はそう複雑ではないと予想します。

次週には、もうVIVANTが何か、わかりそうだったので、楽しみに待ちたいと思います!






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