綺麗だと感じる特定の表現や言い回しがあるわけではないけれど、「あぁ、この人の言葉選びがとても好き」と思う時がある。

例えば最近、好きー！と思ったのは、大学の友達と有村架純さん、そして町田そのこさんの小説。

有村架純さん

まず有村さんは昔から好きな女優さん。可愛くて、柔らかい。だけどしっかり芯があって、自分の役割に真っ直ぐ向き合う方だと思う。そんな有村さんが紡ぐ言葉たちの美しさに気づいたのは最近のこと。インスタグラムに投稿された文章の、なんとも言えない温かさ。読者にそっと寄り添うような彼女の言葉がとても好きだと思った。

町田そのこさん(小説)

小説？と思うかもしれないけれど、新しい本を開拓するとき、" 日本語 / 綺麗 / 小説 "と検索するくらいに、私の中では言葉や表現の綺麗さが重要ポイントなのだ。
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」は、
表紙の青に惹かれたこと、そして興味はあるけどまだ読んだことがない作家さんだったから、という理由で手に取った。読み進めてみると、ストーリーの面白さと言葉一つ一つの重ね方に魅力を感じて、他の作品も絶対に読む！と心に決めた。

友達

最後に大学の友達。あいりちゃんとしよう。
私はあいりちゃんから生まれる言葉たちがとても好きだ。普段話す時はもちろんのこと、特に素敵だと思うのはLINEの文章。
LINEは会話のようなテンポで進むくせに、相手の表情は全く見えない、とても難しいツールだと思う。だけどあいりちゃんのLINEの文章は、毎回とても温かくて、優しくて、分かりやすい。無くても十分伝わるけれど、それに加えてくれる顔文字のおかげで、表情が見えなくとも、安心して文を受け取ることができる。

言葉に染み出る人間性

紡がれる「言葉が好き」と書いてきたけれど、
きっと根底にあるのは人間性。
その人が選び、繋げた言葉たちに "らしさ" が滲んでいると思う。だから、
その人から生まれた言葉が好き＝その人が好き
と言えると思う。
そして私もそんなふうに、
「素敵(綺麗)な言葉を紡ぐ人」になりたい。

p.s.
最近、ドラマ「silent」にとてつもなくハマっていて、そのドラマのキーワードの１つが
「言葉」。約1年前に書いた、この下書きの存在をふと思い出し、公開することにしました🌿