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NPBとの交流戦【千葉スカイセイラーズ2-9埼玉西武ライオンズ】

4月5日。CAR3219フィールド…以前は西武第二球場だった。小さいながらもバックネット裏には座席、外野後方のスコアボードはLED表示。10数年前に来たときとは設備が格段に整備されていた。ここで独立球団・千葉スカイセイラーズとNPB球団の埼玉西武ライオンズの交流戦(練習試合)が行われた。

先制したのは千葉スカイセイラーズ、3回表に2アウト2塁で、バッターは守屋秀明。ライオンズ先発の杉山の球を打ち返して、ライト前へこの試合、初安打を放った若林が2塁から駆け抜けて1点を先制。


ホームへ激走 若林


タイムリーを放った直後の守屋秀明

※守屋秀明さんと松尾健一さんに先日、野球の路にゲストで出演してもらいました。

しかし、ライオンズもその裏、エラーでの出塁を足がかりに2点を取り、逆転。4回に3点。5回に4点とライオンズは追加点を重ねる。四死球もあったが、やはり、そこはさすがNPBチームの一つというところだろうか。


独特な構えをしてから打席に立つ澤田

千葉スカイセイラーズも6回表に松尾健一のヒットを足がかりに、1アウト3塁のチャンスから澤田晴人のタイムリーで1点を返す。そして7回にもノーアウト1塁2塁のチャンスを作ったが得点できず。試合は9-2で埼玉西武ライオンズが勝利した。

ただし、自分は今回を含めて千葉スカイセイラーズの試合を3試合観ているが、この試合が一番収穫があったように思えた。むしろ、彼ら、NPB相手にここまでやれたのかとすら感じたのだから
※3月16日 帝京大学準硬式7-2千葉スカイセイラーズ
 3月20日 栃木ゴールデンブレーブス16-8千葉スカイセイラーズ

スカイセイラーズの選手にとってはこういった試合でアピールすることは勝ち負け以上に重要だ。そのためだろうか、9-1になってからも士気は衰えるどころか、むしろ上がっていたように感じられた。それが内容につながったのかもしれない。

実際に試合後半に登板した投手たち…後藤、小田嶋、上原の好投は印象深い。それぞれに持ち味を活かして、今後に望みが持てたのではないだろうか。


後藤茂基
小田嶋優
上原諒太

春も始まったばかり、どこのリーグにも所属している千葉スカイセイラーズではあるが、今回はうまくいかなかったり、機会がなかった選手たちにもチャンスはあるはずだ。

浪士集団、千葉スカイセイラーズの2024年は始まったばかり、どのような変化をしていくだろうか。答え合わせはまだしばらく先になりそうだ。
楽しみな答え合わせになってほしいものだ。

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