アーティストかクリエイターかって言う人

ついに投稿を1週間以上空けてしまった。こまめにnote更新し続けてる人ってすごいなと改めて思う。早いとこ更新するのを習慣にしちゃいたい。おれは知ってるんだ。こういうのって続けたもん勝ちだからな。


「アーティストなのかクリエイターなのか」って言う人が最近多い。おれの周りだけか?おれがそういうこと言いそうな人ばっかりフォローしてるせいかな。とにかく最近よく見かける。こういう人たちが言いたいのはつまり「アーティスト=主観で良いと思うモノを作る人」「クリエイター=客観的に良いと思われるモノを作る人」ってこと。例えば画家とイラストレーターで考えると分かりやすい。画家は自分が描きたいものを描く。=アーティスト。イラストレーターは仕事の依頼を受けてクライアントが求める絵を描く。=クリエイター。ってこと。

イラストレーター目指してるのに自分が良いと思う絵ばっかり描いてちゃ非合理的だよとか画家目指してるのにどういう絵がウケるか考えちゃダメだよとかっていうときに「アーティストかクリエイターか」って言葉が使われる。

こういう話聞くといつもモヤモヤする。確かになんか理にかなってるっぽいというかもっともなこと言ってるっぽいんだけど本当にそうか?と思ってしまう。だって知らんけどラファエロとかダ・ヴィンチとか辺りの有名な画家って教会に頼まれて絵を描いてたんじゃなかったっけ?うろ覚えだけど。ってことは教会の人が求める絵を描いてたってことじゃん。それでラファエロをアーティストじゃないって言い張るのか?画家じゃなくてイラストレーターだってか?それは無理あるでしょ。

っていうかそもそも「クリエイター」って言葉に「商業的」って意味含まれてないからね。作る人って意味だから。アーティストもクリエイターの一種だよ。

「アーティストかビジネスマンか」って言うのがしっくりくると思う。それでアーティストがビジネスやったっていいし、ビジネスマンがアート作ってもいいと思う。

普段テレビ局のエライ人が好きそうな視聴率取れる番組ばかり作ってるスタッフがYouTubeの自分のアカウントで趣味をゴリゴリに反映させたチャンネルやってたら面白そうだし、好きに曲作ってSNSに上げてるミュージシャンが本気で売れそうな商業音楽作ったら聴いてみたいし。

「アーティストなのかクリエイターなのかはっきりした方がいい」って言う人はカッコいいこと言いたいだけだ。

ということが言いたかった。おれだってオファーいただければ注文に沿ったエッセイ書きますからね。フリーペーパーとか作ってる方、よろしくお願いします。



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