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僕は子供にお父さんと呼ばれたことがない

うちでは、家族をそれぞれ名前(またはあだ名)で呼ぶ。
それは、子供が生まれる前から。
敬称はつけたりつけなかったり。
その時の状況と気分で。
呼び捨ての方が多いですね。

私のことはmino(本名はひろし)と、妻のことはkuni(久仁子)と、娘はhajime(はじめ)、息子はori(織)と呼びます。

子供に向かって、自分のことを指して「パパ」とか「お父さん」と言うことはありません。家族からは「ミノ」と呼ばれています。敬称がつくことは無くなりました(笑)

妻のことは「クニ」と呼びます。子供も「クニ」「クニちゃん」と言います。

妻も私に向かって「ほら、お父さん」「パパ、聞いてる?」みたいなことは言いません。「ほら、ミノ」「ミノ、聞いてる?」と言った具合です。

多くの家庭では、自分の親を呼ぶときに「パパ」「お父さん」「親父」などと自分の育ち(や自意識の芽生えによって)に従ってよび方を変えたりするのではないでしょうか。うちはそれがありません。

そんななので、家族でいるときは4人の個人がいる感覚です。
4人の個人が集まったのが「我が家」というユニットなのですね。
なんか4人組のバンドみたい(笑)
今は子供達も大きくなってソロ活動しているし、妻と私も別々に住みそれぞれの時間を過ごしています。

父親や母親、子供という立場はありますが、家族だから、親子だから、…..という固定観念はあまりないですね。そういう立場を固定するような言葉を使っていないことで、一般的・社会的に固定化された「役割」や「イメージ」からは比較的自由になれているのではないかと思います。




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