哲学と四コマ漫画の面白さについて

ここ数日間に渡って、角川ドワンゴの経営者兼大金持ちの川上さんと僕は日をまたいでとある議論をしている。⁡
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⁡その内容は、哲学者・批評家の⁡東浩紀が書いた『動物化するポストモダン』という評論本の是非についてだ。

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議論の争点をめっちゃ掻い摘んで説明すると、僕は、⁡⁡「面白さは人それぞれでは無い」という主張だけど、東浩紀の「動物化するポストモダン」は面白さの定義についてはほとんど言及せず「人それぞれ好みの問題」と処理していて、川上さんもそれに同調しているので、僕と意見が対立しているという構図。

吉田戦車の「伝染るんです」
須賀原洋行の「気分は形而上」
漫画の作品名も四コマのタイトルもスベっている。


しかし、別の哲学者の永井均が例として挙げている⁡ように、上の2つの四コマ漫画の面白さのクオリティにはかなりの差があって、須賀原洋行の方は単なる二重ボケでクソ寒いだけだけど、あずまんの『動物化するポストモダン』で提唱されている「データベース消費」によると、これらの作品は関連商品の集合の中に入れて同列に扱うものらしい。⁡⁡
曲がりなりにも、東浩紀は「哲学者・批評家」を名乗っているのだから、批評本と銘打ちながら、実際はマーケティングとかコンサルみたいな本を書いてどうするの?っていう。
笑わせるわって感じ。

「哲学を学ぶほど哲学的感度が鈍る」って一文は、東大文一を出て哲学科の博士号を取得した東浩紀のサブカル批評がまるで的を射ていないのとまさに同じじゃんね。


⁡まあ、でも、⁡なんか流石に川上さんも僕とのやり取りを続けているうちに、だんだん自分達の立場の悪さを自覚してきたのか、はたまた今日は日曜日だからか、今のところは向こうからの返答は無い。⁡⁡⁡⁡

川上さんとのやり取りの一部のスクショ。これ、明らかに向こうは白旗を上げていて、負け惜しみを言ってるだけだよね?


なんか、最初から最後まで終始僕のワンサイドゲームで終わった勝利だったけど、資産数百億とも言われている大富豪の川上さんが、何で僕みたいな貧乏人を相手に何日も本気の議論をしたがるんだろう。。
⁡⁡向こうの時給単価を考えたら、こんな組み合わせのマッチメイクは到底ありえないでしょ笑⁡⁡

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