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プラチナエンドが、デスノートよりも話に惹き込まれない要因

まだ7巻までしか読んでいないけど、6〜7巻あたりで急激に話に対する興味を失いつつある要因について、前作のデスノートとの比較で考えてみた。

・主人公がまったく魅力的ではない
デスノートの主人公である夜神月は、独善的で読者や作中に出てくる他の登場人物の先を行く手をどんどん打つけれど、プラチナエンドの主人公の架橋明日は、優柔不断かつ臆病な小心者で、彼の言動によって物語が進んでいくことがまず無いので、読者のストレス要因にしかならない。

・印象的なシーンやセリフが無い
デスノートの「ダメだこいつ…早く何とかしないと…」とか、「くそっ、やられた!!」とか「計画通り」といったセリフやシーンは、主にネット上で散々コピペやコラージュをされまくっているが、プラチナエンドの場合は、少なくとも7巻まででそういった読者の気を惹く印象的な場面が存在しない。

・話の展開を決定づけるキーパーソンが多すぎ
デスノートの場合は、主に月とLだけ。(あとはニアやメロ)
プラチナエンドは、神候補と天使がそれぞれ13人で、神候補1人につき14本の赤の矢で他人を操作できて、更に神候補の余った能力は操作する人間に分け与えられる。彼らが物理的な戦闘に絡んでくるので、コマの構図もゴチャゴチャして見ずらく分かりづらい。
誰がどんな言動によって物語が展開しても、そもそも話に惹き込まれないので興味が湧かなくなる。

デスノートはやっぱり神作過ぎますね。(1部が)

#読書感想  #漫画 #プラチナエンド #大場つぐみ #小畑健 #ガモウひろし

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