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プリンターのお話

今回はどうでもよい話をしたいと思う。
役立てようのない話である。

私の使っているプリンターの話。

8年前に他界した祖父母が使っていたもので、譲り受けた。
購入してから10年以上は経っているはずだ。

ガー、ゴー、クィ〜ンィィ〜
と掃除機並みの気合いで動く、インクジェットプリンターだ。

夜間は使うことを躊躇してしまうほど、静音とは無縁である。
両手で抱えても、ずっしりした重さと大きさがある。


私はモノクロ印刷しかしないので、常にモノクロモードにしている。
しかし、カラーインクがないと印刷してくれない。

クリーニングし、手入れもしたが、
カラーは、フルカラーにはならない。
結論、カラーコピーは使えない。

そのくせ燃費が悪い。
結構な頻度で、6色インクを1色ずつ交換している。


1枚コピーをお願いしても、
プラス2枚ほど、印刷していない紙がおまけでついてくる。

これだけならよいのだが、
勢い余って紙を送ってしまうらしく、
紙受けトレーを通り越して、床にパラパラ紙が落ちる。

ここまでなら、まだよいのだ。
用事をして戻ってくると、
うちのうさぎさんが、落ちた紙の上に文鎮のように乗っている。

したがって、
プリンターさまが働いてくれているときは、その前にひざまずいてスタンバイ。
1回ずつ紙を受け取る必要がある。
トイレに行くことは許されない。


おそらく、ここまで読んでくださった方は、
買い直した方がよいですよ、
と思うでしょう。

でも、
たまに数枚の印刷やコピーをするだけの私にとっては、
それほど大きな問題ではないのです。

処分するのは忍びず、
「たのみます」
と声かけしながら、
コピーしていただく。


1枚印刷し終わると、また
ガゴー、ウィ〜ン、ヒィ〜

しばらくの間、小さなパネルに「準備中」と出ている。

「ゆっくりでいいです」
と言いながら、次の原稿をセットして、
印刷ボタンを押すのを待つ。


もとの原稿より、
ガサガサした味のある風合いに刷り上がる。


そんなこんなだが、
書き写すよりはるかに正確で、ずっと速い。
重宝しています。

2024.4.27

私の手書き(出演はしないです)


〜使用したもの〜
鉛筆(6Bと4Bと2B)、
消しゴム、修正テープ、
ハサミと糊、
そして、
プリンターのコピー機能
です。








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