つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテー…

つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテーマは「共生」。人と自然の、人と人の、そして自分の中のたくさんの気持ちと。

マガジン

  • 他者と生きる

    社会の中で生きるとは、 人とともに生きるとは。他者との「共生」について、私が感じること。

  • 摂食障害と生きる

    生きづらさとともに生きるとは。コントロールできない自分との「共生」について、感じること。

  • 自然と生きる

    自然とともに生きるとは。 自然との「共生」について、私が感じること。

  • 目が疲れる前に読み終わる記事

    声に出しても、1分で読み終わる記事たち。

  • うさぎと生きる

    ごきげんうさぎのルーナと暮らす中で、彼女と私が感じること。

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共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。 熱帯雨林が人間の活動により、急激に減少していること。 生物多様性の宝庫とも言われる熱帯雨林がなくなることで、多くの動物が危機に陥っていること。 国産の木材を使用するより、輸入の方が安く済むこと。 おかしいと思ったのです。 わざわざ遠い国から持ってきた木材の方が、どうして安いなの。 知ってしまったので仕方ありません。 小学生にして、再生紙か確認してから学習ノートを買っていました。 “知った責任”を感

    • プリンターのお話

      今回はどうでもよい話をしたいと思う。 役立てようのない話である。 私の使っているプリンターの話。 8年前に他界した祖父母が使っていたもので、譲り受けた。 購入してから10年以上は経っているはずだ。 ガー、ゴー、クィ〜ンィィ〜 と掃除機並みの気合いで動く、インクジェットプリンターだ。 夜間は使うことを躊躇してしまうほど、静音とは無縁である。 両手で抱えても、ずっしりした重さと大きさがある。 私はモノクロ印刷しかしないので、常にモノクロモードにしている。 しかし、カラー

      • 声を捨てない

        声をあげることは 大きな力がいる。 声をあげてもあげても 無視されてしまったら? 声をあげることを あきらめてしまう。 声をあげても 無意味だと思ってしまう。 今、受け取ろう。 受け取ったことを伝えよう。 「たすけて」 たった4文字。 この4文字でつながる命があることを、 今、心にとめたい。 2024.4.26

        • ツツジの蕾は、 空へまっすぐ、ツンと美しい。 蕾を見ると、いつも思う。 どうやったら、 こんなにきれいに折り畳めるの? 折り紙好きの心をくすぐる。 どんなに目を凝らしても、 開くまでは分からない。 ――― 蕾を見つけるとついつい、 触れたくなる。 ひよこに触るときより 小さい力で、そっと軽く、 指の腹でちょん、ちょん。 椿のようにカチカチのもの。 しっとりしているもの。 蕾が開き、 香りがこぼれ、 虫を呼ぶ。 小鳥や小さな動物たちを呼ぶ植物もある。 しっかり

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        記事

          好きと嫌い

          私は小さい頃から、 ある個人に対して「嫌い」という感情を抱くことがほぼない。 苦手、はある。 結構あるかもしれない。 合わない、に近い。落ちつかない感覚。 === 「好き」が分からないときは、先に「嫌い」を見つけるとよい という。 どういう生き方をしたいか、 を考えるとき、 どういう生き方だけはしたくないか、 に立ち戻るようにしている。 のぞむ生き方に近づけるように暮らしたい。 でも、まずは、 のぞまない生き方だけはしないように、と思う。 後ろ向きにきこえるかな。

          好きと嫌い

          孤独

          孤独を感じたときに反応する脳の部位は、 注射針を刺されたときの痛みに反応する脳の部位と 同じだという。 孤独は痛み。 強烈な痛みを伴うものだと 知っておきたい。 ひとりじゃないよ。 ひとりにさせないよ。 だれもが、だれかを探している。 だれもが、だれかを求めている。 弱いからでも、 情けないからでもなく、 だれもが持っている自然な感情だと、 知っておきたい。 お腹が空いたら、食べ物がほしい。 ずっと一人なら、味方がほしい。 ただ、それだけ。 2024.4.24

          『自由』の中身

          『自由』の中には、必ず自分なりの基準がある。 譲れない何かがある。 その譲れない何か、がその人の軸なのだと思う。 自由って難しい。 一人でいるときでも難しいのに、他人の目があると、さらに難しくなる。 自由には、正解がない。指針もない。 だから不安で、恥ずかしい。 相手の自由な姿、自由な表現を受け入れ合う場には、 やさしさと尊重し合う空気が流れている。 ――― 自分でいうのも何だが、 私は替え歌がとても上手だ。 今日あったこととか、 今の気持ちとか、 即興でお風呂でよく

          『自由』の中身

          塀の上

          私には、 「生きづらさ」という言葉はしっくりこない。 でも、今のところ、これといった代わる言葉は見つかっていない。 進もうとすると、 いえ、歩こうとすると、 必ず前には距たりがあって、乗り越えないと行けない仕組みになっている。 たとえば誰かと親しくなりたいと思うと、 その人は必ず塀の上にいる。 私の短い手は、その塀には届かない。 もしかすると、その人は手を伸ばしてくれるかもしれない。 でも、私は大人の女性の重さはあるので、その高さまで引き上げてもらうことはできない。

          塀の上

          Luna〜話半分

          Luna〜話半分

          もみじ

          東京では、 桜の“花の”季節は終わった。 お花見の時期に、毎年思う。 花をあちらこちらで 楽しむことができるのは、 むしろこれから。 お花見シーズンの 堂々たるオープニングが、 桜(ソメイヨシノ)だ。 それに、 葉桜も美しい。 ――― 私はこの時期のもみじ、 青もみじが大好きだ。 もみじは小ぶりな木が多いので、 1センチの距離で、 花も実も観察できる。 ほんの数日で変わってしまう。 線香花火からプロペラへの大変身。 もう少し経つと、 芋虫が生まれ、蛹になり、蝶に

          もみじ

          動物が主役の童話をふたつ、書いていました。 生き物をおはなしにするときは、 創作といえど、生態を間違って伝えてしまわないよう、調べ物をかなりします。 あいかわらず、体温調整ができないことによる悪寒(ゾクゾクした寒気)と、頭痛、肩痛があるので、今日は(も)ゆっくりします♪

          動物が主役の童話をふたつ、書いていました。 生き物をおはなしにするときは、 創作といえど、生態を間違って伝えてしまわないよう、調べ物をかなりします。 あいかわらず、体温調整ができないことによる悪寒(ゾクゾクした寒気)と、頭痛、肩痛があるので、今日は(も)ゆっくりします♪

          人は人を求める者

          春先、 空に向かってすくっと伸びる 紫陽花の新芽が大好きだ。 私は自然と離れて暮らしていくことはできないし、 自然にいつも救われている。 読書、運動、手芸、DIY、映画、音楽、登山… 人それぞれ、特別な何かを持っていると思う。 趣味がないという人はいる。 趣味といえなくても、何かしらあるはず。 好きという自覚はなくても、 ふりかえると、そのことをしているとき、無心になっている、何か。 本当にまいってしまっているときは、いわゆる趣味(好きだと自覚していること)はできな

          人は人を求める者

          いろんな賞

          まったく、私は 花粉しょう とか 自律神経失調しょう とか 線維筋痛しょう とか 拒食しょう、過食しょう と いらないしょうばかり 手元にある。 それなりに苦労はしているのだが、たどり着く先は 「頑張りましょう」。 散歩のたびに、きれいなものを見つける才能を、 自分で表しょう(彰) しちゃいましょう。 2024.4.15

          いろんな賞

          楽しいことはなくていいから、 つらいことがなくなってほしい。 昨日と今日は、そんな気分。 暑くなる時期は毎年死にそう。 残念ながら、死にそうだけど、 死なないみたい… 2024.4.14

          楽しいことはなくていいから、 つらいことがなくなってほしい。 昨日と今日は、そんな気分。 暑くなる時期は毎年死にそう。 残念ながら、死にそうだけど、 死なないみたい… 2024.4.14

          今週は気温差が大きいからか ゾクゾクした寒気と食欲が止まらず、 ブルーです… 寒くて、だるくて、痛くて、 それでも空は、綺麗です。 2024.4.12

          今週は気温差が大きいからか ゾクゾクした寒気と食欲が止まらず、 ブルーです… 寒くて、だるくて、痛くて、 それでも空は、綺麗です。 2024.4.12

          お花見のかたち

          美しいものを そのままの姿で できるだけ長く 楽しみたい。 そう願うのは 自然なこと。 保つ工夫はしたい。 切り花なら、 水切りをしたり 置く場所を考えたり。 でも、 瑞々しさが失われていく姿 そのものを楽しめたら、 うれしさがひろがる。 ❀ 桜の花びらが 道の隅に こんもり たまっていたら、 そっとすくって 袋に入れて ウキウキしながら持ち帰る。 そうすれば、 家でもしばらく楽しめる。 そんな楽しみ方も ひとつの“お花見のかたち”だと 受け入れられたら いい

          お花見のかたち