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授業紹介③Madia and Development in Practice : 開発メディア学実践

▼授業の目的
「開発メディア学実践」はグループごとに分かれ一つのNGOから与えられた課題に対してリサーチを行う実践的なコースとなっています。社会変化を起こすためにどのようなメディアを効果的に使うか、ということをプロジェクトを通して考えます。様々な背景や文化を持った学生たちと協力してプロジェクトを進め、プレゼンテーションとエッセイでそれを発表することが求められます。英国赤十字社など4つのNGOが学生たちに対し課題を提示し、興味のあるグループに分かれて調査を実施しました。最終週で各団体に対しプレゼンテーションを行い、評価を受けます。さらに、プロジェクトの進行と内容に関しての個別エッセイも執筆しました。

▼1. グループプロジェクト
私は、留学先のノリッジにオフィスを構えるDisability and Development Partners という小さなNGOのメディア戦略、ブランディングについて調査を行いました。実際にクライアントと打ち合わせを行い、どのようなことが求められているのか、組織の課題は何であるのかを明らかにした後、小さいNGOでも達成可能なメディア戦略とはどのようなものであるのかを調査し、30分間のプレゼンテーションで発表しました。


▼2. 振り返りエッセイ
プロジェクトを通じて得た振り返りをレポートにまとめました。初回の授業で一人一冊ノートが配られ、プロジェクト期間を通じて授業の振り返りやプロジェクトで感じたこと、学んだ経験を書くことを求められます。毎週少しずつ振り返ることを求められ、振り返りを行いました。私は、国籍やバックグラウンドの異なるグループメンバーやNGOの代表と連絡を取りながら共にプロジェクトを進めていくことの難しさについて書きました。また学期を通した、決して短くはない時間の中で、どう進めて行くか、ということはとても難しかったです。さらには、他の課題を進める中で、どう時間を割いていくのか、頭を切り替えるかということも、イギリスの大学院で学ぶ難しさであると感じました。振り返りレポートは、単に感じたことを書いていくのではなく、学びを論理的に分析することが求められます。第1章では、NGOのメディア戦略を考える中で課題となった、小さなNGOにとってのメディア戦略の必要性、ブランディングの方法と内容、戦略実行者とネットワーク形成についてまとめました。続く第2章では、グループでプロジェクトを進める中で感じた難しさやうまくいったことなどをまとめました。

ナイジェリア・中国・日本からなる私のグループ(最終プレゼンを終えた後のいちまい)

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