「お世話になってます、○○生命です。いまルノアールに、あ、はい。いえいえお待ちしておりますので〜」と彼女は高い声で愛想よく喋って電話を切る。そして「ちっ」と舌打ち。続けて低い声でモゴモゴと呪詛のようなものを唱えた。隣の席の若い女、ぽっちゃり目。とても怖い。色々大変なんだろうけど。

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