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人生は運命でできている。

ポップコーンのCMでした。

小さなマスの中で上半身だけ移った状態で踊っていた彼を見つけて一言。

「誰だ、この子。」


どんな時でも、思いがけない出来事が起こる確率は0とは言い切れせん。

もしその思いがけないことが自分にとっていい事なのだとしたら、思いがけなくたっていいと思いますが、

悪いことなら、できればそれが起こる前に察知して未然に防ぎたいですよね。




それでは、「運命」が思いがけない出来事なのだとしたら、

それは、いいことですか?
それとも、悪いことですか?



きっと、普通に考えるといいことなのだと思います。

その運命の何かは、一生を共にする何かかも。
または、なくなってしまったとしてもずっとずっと忘れない何かかも。


どっちみち、心に深く残る思い出や、一つの証としてのこっていく。



反対に悪いことなのだとしたら。

運命がきっかけで、何かを引き裂かれてしまった?
運命がきっかけで、もう思い出したくもない記憶になってしまった?


何重にも巻き付けられ何個もの鍵をかけられた鎖が一気に解き放たれてしまったかのように、それは誰にも知られてはダメだったことだったのかも。




今まで経験した「運命」的なものの中で、私が一番良かったと思ったことは、

伊野尾くんと出会ったこと


逆に一番悪かったと思ったことは、

伊野尾くんを好きになってしまったこと


だと思っています。




伊野尾くんとの出会いは、私のひとめぼれでもなければ、ビビッとくる何かでもありませんでした。

ただ一言で言うなら、『知らなかった』んです。

当時の担当、山田くんと同じグループにいた伊野尾くんのことを。


テレビに映ったアーモンドキャラメルポップコーンのCM。

それで初めて伊野尾くんを知りました。

にこにこかわいらしい笑顔で踊る彼を、私は「誰だ、この子。」と今の私にノックアウトをくらわすほどの一言で一瞥。

それから気になって調べると、伊野尾慧という名前であることが判明。
名前を聞いてもやっぱり知らなくて、自分の勉強不足に少しショックまで受けました。


そのショックを埋めるかのように、私は彼を調べまくりました。

頭がよく、秀才なこと。
私がなりたかった建築家の仕事に彼も興味があること。
実は薮くんと同期であること。
変わった苗字で、みんなからは「いのちゃん」の愛称で親しまれていること。


そうするといつの間にか、伊野尾くんばかり目で追ってはドキドキさせられる日々。

「あーあ、完全に伊野尾くん担当になっちゃったな。」

まんまと伊野尾くんの沼にはめられてしまったというわけです。



伊野尾くんを好きになってから、Hey!Say!JUMPがもっと好きになりました。
なぜかというと、伊野尾くんがHey!Say!JUMPを大好きだからです。

伊野尾くんを好きになってから、ご飯がいつもよりおいしいと感じるようになりました。
伊野尾くんが食べることが大好きだからです。

それだけじゃない。

伊野尾くんを好きになってから

自分に自信が持てるようになりました。
ひとを簡単に馬鹿にしなくなりました。
好きなことを好きというようになりました。
人の話にちゃんと耳を傾けるようになりました。
感謝の気持ちをちゃんと伝えるようになりました。


それは全部、伊野尾くんが

「女の子は誰でもかわいい」と言ってくれたから。
目の前の人を尊重するから。
好きなことをひたむきに頑張るから。
自分よりも人の意見を引き出す、聞き上手だから。
「あらがとう」「ごめんなさい」どちらも素直に伝えることができるから。


伊野尾くんのすきなものは全部好きでいたい
伊野尾くんのいいところをたくさん吸収したい

そう思うことのできる人に出会えたこと、本当に本当に運命だと思っています。


「誰だ、この子」とつぶやいたあの日は、思いがけない日だったのかもなあ。





伊野尾くんに出会ったことは確かに運命で、私に幸せをもたらすいい運命。

でも、彼を好きになったことは、私にとってあまり良いものじゃなかったのかもと思うときもあります。


伊野尾くんに決して常に恋愛感情を抱いているわけではありませんが、
間違いなく私は伊野尾くんを好きになったことで、恋愛をしづらくなってしまっています。

伊野尾くんのせいにするつもりは1ミリたりともありませんが、
なんでも伊野尾くん基準で考えていると、彼の心の寛大さがわかり、結果、

「伊野尾くんみたいな人と結婚したいよな」になってしまっているんですよね。



それでも、ある意味伊野尾くんのせいなので、一生伊野尾くんを好きでいてやる!!

天国でも伊野尾くんのヲタクやってやる!!

と思っています。




運命って、素敵な響きだなあと思います。

その反面、とんでもない顔を隠し持った運命でも

その分、素敵な『運命』を増やしていけば問題ない。


いい『運命』悪い『運命』

両方あるから、人生は楽しい。


その人生を私は、一つの『運命』と歩んでいこうと思っています。

これからも、ずっと。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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