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生まれ変わってもきっとアイドル

私の生まれ変わったらなりたいものは、アイドルです。

衣装はやっぱりドレスをイメージした可愛い衣装で、ステージも「可愛い」がつまったお城をイメージしていてほしい。

ダンスも実は5歳のころから習っていたという経験があるので、ついていける自信はあります。体はもうカッチカチだけど。

一番やりたいのは、メンバーと横一列に並んでお姫様気分で花道ステージを歩くことです。脇にいるお客さんにちょいちょいファンサービスしながら歩くのもいいなあ。

妄想はしてなんぼ、夢みてなんぼだと思います。私の今の妄想はさすがにやりすぎだと思いますが、私も女の子ですから「かわいい女の子になりたいな」と思うだけならタダですよね。


現実の話、私の目指している職業は芸能界とかけ離れています。そんなキラキラした世界とは違ってずっとブラックだとよく聞くし、厳しい世界であることも覚悟の上です。

それでも私はその職に就くことがどうしても諦められそうにありません。私にとってそれが天職だろうと胸を張って断言できるからです。たとえどれだけ可愛くなくても、殺風景で魅力的でなくても、私にとってのキラキラしたステージはここしかないんだと信じて疑ってないからです。


でもよくよく考えてみれば、贅沢な話。

生まれ変わってアイドルになったって、いいことだけじゃない。

他人の前に立つなんて、輝いている分きっと大変なんです。


私は伊野尾くんに感謝すべきだと思っています。

「こんなお仕事をしてくれていて、ありがとう。」


11歳という若さで芸能界に足を踏み入れた伊野尾くん。

「おいしいご飯が食べたい。」テレビに映ったジャニーズの先輩方を見て、無邪気な思いでジャニーズの仲間入りを果たした幼い伊野尾くんの目には、いったいどんな景色が映っていたんだろう。いい意味でも、悪い意味でも。


頭がいい伊野尾くんはきっと、芸能界とは違った職業にも就けたかもしれません。

例えば、建築家。

明治大学理工学部建築学科を卒業した伊野尾くんの、建築ヲタっぷりはいまも健在です。有名な建築家、隈研吾さんをもうならせた朝の情報番組での解説は、伊野尾くんが大学でたくさん勉強したこと、それをいつまでも忘れていないこと、建築が大好きなことがよくわかります。

また、一般企業に勤めていても、伊野尾くんの強みが生かせます。

ある雑誌でメンバーの中島裕翔くんが「いのちゃんはアイデアマン」と言ってくれていました。自分たちの立場、ファン側の立場、製作者側の立場…、いろんな視点から物事を見つめる伊野尾くんだからこその武器です。


それでも伊野尾くんは今でも、キラキラアイドル。

頭のいい大学を卒業して、自分の好きなことがみつかってもなお、煌びやかなステージで歌って踊っています。

高校に行ったことに意味を持たせたいという思いで大学に進学し、無事卒業。船舶免許も所持し、今でもその特技を生かしてお仕事を頑張っています。

それはなぜ?

それは、伊野尾くんにとってこの仕事が天職だからです。


いろんな武器を持っているから、芸能界なんてもったいない。頭がいいから、ジャニーズじゃない別の職業があったはず。

そうじゃなくて

いろんな武器を持っているから、今の伊野尾くんがある。

頭がよくて魅力いっぱいだから、ジャニーズ。


小さいころからこの世界に入り、楽しいことも、嬉しいことも、怖いことも、辛いことも、悲しいことも、頑張ったことも、素敵な笑顔の素になる経験を積んだ伊野尾くんは、きっと誰よりも強い。

ジャニーズとして育った伊野尾くんはきっと誰よりも強い。

だから伊野尾くんはジャニーズとしてこの世界で生きているんだと思います。


伊野尾くんが自ら踏み入れた世界は、いつの間にか彼を歓迎して輝くステージに導いてくれた。

そんな伊野尾くんの人生は素敵だなと思います。



伊野尾くんは生まれ変わったら何になりたいんだろう。

「そりゃあ、かわいい女子高生だよ。jkだよ、jk。」

ふざけて、どや顔でそう答える伊野尾くんが一番に浮かんでしまうけど

「やっぱり、ジャニーズかな。」

そう思っている伊野尾くんがどこかにいたらいいな。


私は、生まれ変わっても、ずっとずっと

彼が大好きです。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

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