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140字じゃ足りない伊野尾くんの魅力 〜メレンゲの気持ちを終えて〜

日テレにて放送されたメレンゲの気持ちが3月27日をもって25年の歴史に幕を閉じ、本日、無事に最終回を迎えることが出来ました。
久本雅美さんを始めとする豪華なMC陣の中、5年間という長い間、番組MCを務めた伊野尾慧くん。
とってもとっても輝いていたので、忘れないようにここにまとめておこうと思います。
よかったら最後まで読んでいただければと思います💐

色々あった5年間

この5年間、伊野尾くんがメレンゲの気持ちの一員として加入してからたくさんの思い出があります。
あげたらキリがないのですが、個人的に心に残っているメレンゲの伊野尾くんはコロナから復帰した伊野尾くんです。

去年8月中旬に発表された事実は私たちにとって受け入れ難いものでした。
『伊野尾慧 コロナ』と大きく書かれた文字に対して私たちは悲しむことしか出来ず、ただ彼の復帰を待つことしか出来ませんでした。

それから約2週間後、自宅療養を終えカメラの前に復活した伊野尾くん。
心做しか、ほっとした表情で久しぶりの顔ぶれに楽しそうに収録をしていました。
私達もそんな伊野尾くんを見て笑顔になったし、久しぶりの伊野尾くんのそんな表情に少しだけ目が潤んだのを覚えています。

そんな時、伊野尾くんがメレンゲの気持ちで自宅療養中の事を質問された際、言った言葉がすごく心に残っています。

「自分が病むことなんてないと思っていました。」

この言葉を聞いた瞬間、耐えきれなくて泣いてしまったのを覚えています。

伊野尾くんの、芸能人、アイドルという職業は常に人の前に立つ大変なもの。
私たちのように応援する人もいれば、中には彼のことをよく思わない人もいる。
いつでも、彼にふりかかる言葉は温かいものではなく、きっと今までも冷たく痛い言葉を思わぬ場所で聞いたり見たりしたこともあったと思います。

そんな事も「慣れた」と言えばそこまでですが、人からの辛い言葉を受け止めることはそう快いものではありません。
でも、伊野尾くんは(これはひとつの例ではありますが、)こんな辛いことがあってもその素敵な笑顔で乗り切ってきたんだなと思います。

そんな伊野尾くんが「病む」と言うくらいですから、きっと、きっと、本当に辛かったんだろうなと思いました。
伊野尾くんが居ること、テレビに出てきてくれていることが当たり前じゃないんだと実感させられた2週間。
少し重い話にはなりましたが、この5年間を語る上では欠かせない出来事だと私は思います。
そして、忘れてはいけないということも。

伊野尾くんの努力。

伊野尾くんはメレンゲの気持ち最終回の日のためにあることを猛練習しました。
優里さんの『ドライフラワー』をカラオケで歌い、100点を目指す、「伊野尾慧 カラオケ100点への道」という企画です。
2ヶ月間、仕事で忙しい中沢山練習し、
始め70点代だった得点も90点代をたたきだすようになりました。なんと最高得点は99点!

ですが残念ながら本番では目標の100点には届かず93点という結果でしたが、みんな「すごいよ!」と拍手が絶えませんでした。

伊野尾くんは普段から努力を怠らない人です。
ですが、彼は人が見ていない所で努力します。
その努力は大学受験を経験した彼だからこそできるものだと思っています。
普段からアイドルの仕事からバライティーの収録、早朝の情報番組のロケ、生放送、ラジオなど多忙な彼ですが、私たちが見えないところでたくさん練習したんだな。じゃないと200回以上ひとつの曲を歌うことなんてないと思いますから。

「残念だった」「悔しい」
心做しか伊野尾くんの声が潤んでいるように聞こえました。
ですが、私たちは伊野尾くんの努力を知っているからこそ、伊野尾くんの頑張りを誰よりも分かっているからこそ、「凄い」という言葉を彼に伝えることができます。

伊野尾くんの声

伊野尾くんの声は春に満開に咲く、桜みたいだなと思いました。
それはこのカラオケ企画がないときっと気づかなかったものです。

普段から伊野尾くんを見ていると、一輪の花を見ているような気分になります。
伊野尾くんの七変化する表情、表現、雰囲気は人一倍輝かしく、煌めいている。
でも決して自己主張が激しいわけでもなく、どこか鋭く凛と咲いている。
そんな道端にある小さな宝石、花を連想させる伊野尾慧くん。
今日の伊野尾くんは桜のようでした。

いつもより、声に注目して彼を見る機会となったメレンゲの気持ちの最終回。

伊野尾くんの声は話をすると、心の隙間にすっと入り込んでくる、優しく種をまくような声
伊野尾くんの声は笑うと、こちらも思わず笑顔になってしまうような、華やかに花が開くような声
伊野尾くんの声は歌うと、儚く、それでいてくっきりとした存在感があるような、美しく散ってゆくような声

彼の話術が種となり、彼の笑顔が花となり、彼の歌がやがて違った美しさを生み出す。
その姿は、この季節にピッタリな桜の花だなと心から感じました。

伊野尾くんのそんな姿をいつまでも心に留めておきたい。たった一瞬の彼も見逃さずにはいられないなと思った一日でした。


最後まで読んでいただきありがとうございました🧚


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