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幸せが届きますように。~31歳のお誕生日~

小さいころから、大切な事があった日は、いつもと変わらない一日がなんだか輝いて見えていました。


友達と放課後に遊びに行く日
職員会議のため短縮授業で部活も休みな日
ただの家の事情で優越感に浸りながらドヤ顔で早退する日
夏休み旅行に行く日
学校の行事がある日
寝て終わるだけの意味のない祝日だって

世の中はいつもと変わらないはずなのに、なんだか違って見える。


今日は私の大切な日。
つまり、私はいつもと違う一日を過ごしています。

だけどそんなキラキラした一日は、いつもと変わらず24時間で終わってしまう。
この月が沈めば、この星が落ちれば、もう明日の太陽が昇る。


あっけなく終わってしまうこの日を、毎年やってくる6月22日を
私はいろんな思いを馳せながら、何度も悔やみます。

今年もすぐにおわっちゃうなあ…。
ちゃんとお祝いできたかな…。
明日から新しい1年だなあ…。

ていうか、
なんで今日24時間しかないんだよ…。
別に一日くらい30時間あったっていいじゃん…。
そもそもなんで今日祝日じゃないんだよ…。
つくれよ、減るもんないだろ…。

自己中にもほどがあります。




今年もやってきた大好きな人の誕生日。

1週間前から私のインスタのストーリーでは彼の誕生日までのカウントダウンをはじめ、毎日ワクワクが止まりませんでした。


”I am preparing a surprise item for my love one.”

この日のためにたくさんの準備をすることがとにかく楽しかった。

英語では、『大切なひと』を『love one』というそうです。

とっても素敵。


セルフで染め直してみた髪の毛も
彼のメンバーカラーにかえたネイルも
お化粧も、いつもとはすこし違う持ち物も

全部今日のため。今日もこの世界のどこかにいる彼のためです。

本当に幸せ。
大好きな人の誕生日をお祝いできることが何よりの幸せ。




伊野尾慧くん、31歳のお誕生日おめでとうございます。

31年前に生まれたあなたに
たくさんの感謝と、私の思いを精一杯伝えたいと思います。





私はよく、こんなことを考えます。

”伊野尾くんにとって、「幸せ」って何だろう。”



幸せの形は人それぞれです。

人の「幸せ」にズケズケ踏み込むことは、時に人を傷つけてしまう。

友達とたわいもないことで笑いあう「幸せ」
おいしいものを口いっぱいに頬張る「幸せ」
ふかふかのベッドの上でぐっすり眠る「幸せ」
ステージにたち、大勢の黄色い歓声を浴びる「幸せ」
次のお休みの日はなにしようと考える「幸せ」

どれも私には関係ない。

それでも伊野尾くんは小さなことでもいっぱい幸せを感じる素敵な方です。

伊野尾くんに「伊野尾くんにとっての幸せって何?」と聞いたところでは、こんな風に日常的な「幸せ」をたくさん並べてくれるでしょう。

もれなく「みけちゃんは?」という聞き上手な伊野尾くんらしい言葉までつけて。


それでも私は、今の伊野尾くんにとっての「幸せ」はこれだけじゃないと知っています。

もちろん、可愛い猫にかこまれる「幸せ」とか、午前中の仕事がなくていつもよりゆっくり朝を過ごせる「幸せ」とか、可能な限り、彼の「幸せ」は続きますが

それとは別の、もっともっと、


伊野尾くんの人生において、もっともっと、大切なこと。



伊野尾くんの「幸せ」は、誰か一人の女性を愛すること

もあるのではないか、ということ。





伊野尾くんは11歳のころから、ジャニーズ事務所に所属し、ひとりのアイドルとして活躍してきました。

今までたくさんの人の前に立って、たくさんの人に自分の存在を知ってもらおうと努力して、

たくさんの人のために、いろんな思いを重ねに重ねてきました。


伊野尾くんのすべてを知らない私たちは、今まで伊野尾くんがどんな出来事を見て、経験して、どう思って、どう成長してきたのか
詳しくはわかりません。

正直、知ろうとも思いません。

強い伊野尾くんだったからこそ乗り越えられた壁を、今更掘り返すことも、それを見て悲しく思うこともしたくないから。


でも、一つだけ。

いろんな思いを重ねてきた伊野尾くんに、一つだけ、



ファンから「幸せ」をあげたい。



できればたくさん

伊野尾くんに、ありったけの「幸せ」をプレゼントしたいと思うのです。



伊野尾くんがお友達と笑いあいたいなら、その時間を
伊野尾くんがおいしいものを頬張りたいのなら、その食べ物を
伊野尾くんがぐっすり眠りたいのなら、その夜を
伊野尾くんがアイドルでいたいのなら、その声を
伊野尾くんがお休みが欲しいのなら、その休暇を

私たちは伊野尾くんにそれらを一生捧げていきたい。


だからこそ、伊野尾くんの「幸せ」につながるものをと思い、

CDにもDVDにもライブにもグッズにも雑誌にも、お金をだして
彼が今日も笑っていますようにと願っています。



でも、一つ、どうしてもあげることのできないものは

伊野尾くんが、誰かを「想う気持ち」。


これだけは、どれだけお金をつぎ込んでも、どれだけ伊野尾くんと会っても、私たちには何もできない。


ううん、何もできないじゃない、

関係がないのです。


伊野尾くんが誰と出会い、誰と恋に落ち、誰と連絡先を交換し、誰と付き合い、ゆくゆくは誰と結婚するかなんて、

私たちがお金を出すとか、ライブにいくだとかそんな問題じゃない。

私たちとは、無関係な話なんです。




”ファンから恋人に”
”アイドルとの禁断の恋”
できたらどんなに幸せだろうと思います。

この世界が少女漫画でない以上、可能性はゼロに等しい。

きっと、中には伊野尾くんが恋をすることに反対意見を述べる人もいると思います。

伊野尾くんが恋をすることを、失恋ととらえる人も少なくはないでしょう。

私だって伊野尾くんには恋愛に近しい思いを抱いているので、ショックは受けます。




でも、




いつか伊野尾くんに好きな人ができて、

きっとその人は誰よりも魅力的な方で、

伊野尾くんを誰よりも大事に思っていて、

伊野尾くんを誰よりも愛している。


伊野尾くんの「幸せ」がその人と人生を共に歩んでいく事なのだとしたら?



私は、そんな運命の人を「自分がアイドルであるから」ということを理由に手放してしまう伊野尾くんを

何も言わずに見ていられるのか。

そっちのほうが心配です。



伊野尾くんは、世界一素敵な人です。

かっこよくて、優しくて、穏やかで、可愛くて、感受性が豊かで、ひとを尊重し大切に思うことができる。

そんな伊野尾くんが選んだ、世界の中でたった一人のそのひとを


私は、伊野尾くんの永遠の「幸せ」を祈って、祝福します。






ついさっき、「30歳のお誕生日おめでとう!」と彼を祝ったばかりだったはずなのに、

あれからもう1年。

 人生の節目とも言える年を乗り越えた伊野尾くんの新しい1年が今日からスタートして
それと同時に、私の気持ちもまた一新。



伊野尾慧くん、

おめでとう。本当におめでとう。

31年前に生まれた伊野尾くんは、本当に本当に特別なひとです。

私の毎日に、人生に、彩りをたくさん与えてくれる。


『おいしいものをたくさん食べたい』伊野尾くんらしい理由で入所したジャニーズも

今考えれば、伊野尾くんの『好きなこと』。

ずっと前から伊野尾くんは、
伊野尾くんらしい人生にすることを選んでいたんだね。


もっと前から、あなたを知っていれば。

もっと前から、あなたを好きでいたら。

そんなどうしようもない私の後悔を

今日も、あなたが吹き飛ばしてくれるから

明日も、これからも、ずっと、ずっと

伊野尾くんを大好きでいます。


31年前、ここに生まれてきてくれてありがとう。
私と同じ時代を生きていてくれてありがとう。
『伊野尾慧』としての人生を歩んでくれてありがとう。

たくさんの「幸せ」をありがとう。

ありふれた世界にいないあなたを好きになって、
本当によかった。


みんなをいつも笑顔にしてくれるあなたを

今日は私たちが笑顔にしたいと思うよ。


私の抱えきれないほどの大きなこの気持ちも

世界の中ではちっぽけで

きっと小さな声にしかならないのだろうけれど


今日という日でなくても

いつか、この記事があなたの目に留まって

拙い私の言葉だけれど

あなたに届きますように。


いつまでも

伊野尾くんが、幸せでいられますように。




伊野尾くん、愛してます。

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