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夜桜

昼を食んでは 夜が落ちて
いつもの後ろ姿探す
今日生きるだけの 糧なんかいらない
ネオンと喧騒 繕った幻想

最近よく聴いている歌の歌詞を、今日ははじめに紹介します。

オタクになると、自分の推し界隈の曲しか聴かなくなるのはよくない事だなあと改めて思いました。

固定概念とは怖いものですね。本当の魅力に気づかないなんて。



この曲は人気歌い手グループ、すとぷりのメンバー、るうとくんのオリジナル曲、『夜桜非行』。

夜のネオン街を連想させる切ない歌詞は、猫目線で描かれています。

「あなたにこの想いを伝えたいのに、この姿じゃ言葉にすらできない」

人間の男性に恋をした猫のかわいらしくも儚い気持ちを見事に表現していて、聴くたびに「いい歌…」と余韻から抜け出せません。


リンクを貼っておいたので、よかったら!




一度、noteで「伊野尾くんの歌声は桜みたいだ」とかいたことがあります。

伊野尾くんの声や表現、表情まで、
春に満開に咲いては儚げに散っていく桜みたいだ、と。

私はそんな伊野尾くんの歌をいつまでも聴いていたいと思うほど好きです。

一見特徴的な声を持った伊野尾くんの声ですが、バリエーションが豊かで曲によって表現を変え、世界観をよりはっきりと示してくれる。

にこにこ笑っていたり、かっこよくきめていたり、優しく語り掛けるようだったり、少しおどけてポップにしてみたり、…

いろいろな彼が声から想像できるので、歌詞と合わせて曲を聴くと
胸がときめいて仕方がない。



今日は、そんな伊野尾くんの声が聴ける、Hey!Say!JUMPの楽曲でのソロパートを厳選して彼ならではの「桜」をたくさん見ていきたいと思います。




ちょっとツイてない雨の日も 君の手にかかれば水遊び
鼻歌交じりで笑いとばせる
                 〈 From. 〉

このソロパートは個人的に伊野尾くんの歌い方が好きなんです。

『ちょっとツイてない雨の日も』は、しょんぼりした憂鬱な声。
でも『君の手にかかれば』~は、空が晴れ渡るように、ぱあっと明るい歌声に変わる彼の表現がなんとも愛しい。

「晴れた~!」と傘を閉じて笑いかけてくる無邪気な伊野尾くんが浮かんでとっても素敵です。



爪を這わせて 全部舐ってあげる
                  〈女王蜂〉

女王蜂はアルバム"SENSEorLOVE"に収録されている曲で、ライブではバンド曲として披露されました。

キーボードを弾きながらこのパートを歌う伊野尾くんのかっこよさは世界一。

月の描写から始まるこの歌は、深く美しい夜を連想させ
それを女王蜂のように、強くも儚い女性の目線で描きます。

ただの女性目線のラブソングとはちがって、女王蜂という一つのイメージから、変に意味深にならず、むしろ綺麗でうっとりするような歌詞。

「爪を這わせる」「舐る」という、この曲の不思議な世界観を作り上げる言葉を伊野尾くんの甘い低音ボイスでより一層際立っているのです。



繰り返してた Apology 
あの日の涙 What do you mean?
おぼろげな光を辿って
                  〈Last Dance〉

JUMPの曲を語るうえで欠かせないのがこのLast Dance。

女性への気持ちを月と星にのせて描く歌詞がとっても切なく、それでいて優しい。
ゆっくりと夜に溶けていくようなメロディーが心地よく響きます。

そんな名曲での伊野尾くんは、触れたら消えてしまいそうなほど儚い。

静かに響く低音がまた心を震わせて、優しく包むみたいに消えていく。

この曲の歌詞と伊野尾くんの魅力はどうにも筆舌には尽くしがたいところですので、ぜひ聴いていただきたいです。

きっと、涙が止まらなくなるはず。



照り付ける太陽を背に歩き出せば
幾銭の星と月に 抱かれて眠る
出会いを夢みて
                   〈パレードは終わらない〉

一言でいうなら、「ディズニー」。

キラキラした夢の世界に導くような歌詞がお気に入りです。

この曲の作者、辻村有記さんは、JUMPの夏の名曲、『ファンファーレ!』をも手掛けたすごいお方。
Hey!Say!JUMPファンの中では有名人。

辻村さんといえば、『ファンファーレ!』、有岡くんのソロ曲『Bubble Gum』、今回のFab!‐Music speaks- に収録されている『Puppet』などポップな楽曲のイメージですが、

私たちファンに魔法をかけるような、おとぎ話のような曲もたくさん提供してくださっています。

辻村さんが素敵な歌詞で魔法をかけてくれる「魔法使い」なのだとしたら、
伊野尾くんは…?

私たちをお姫様にしてくれる、「王子様」。

ライブではこのパートを、みる人も笑顔になるキラキラスマイルで手を振る、まさに王子様な伊野尾くんが見られました。




伊野尾くんの歌は、たくさんの笑顔をもらえます。

伊野尾くんの歌ってる姿は、たくさんの元気をもらえます。

本人は、自分の歌声に対してマイナスに考えているようですが、
私はその声の伊野尾くんだから好きになりました。

伊野尾くんは来週で31歳のお誕生日を迎えますが、歳を重ねるにつれ彼の声はずっと魅力的になっている気がするのです。




今日も、伊野尾くんがアイドルでいてくれて本当に良かった、と

感謝の気持ちで胸をいっぱいにする瞬間がたくさんあって

それを「幸せ」と呼んで

明日もこの「幸せ」を感じられますようにとお願いして

そんな毎日が一生続けばいいなあ。



もう夜が寝苦しくなってきました。

夏ですね。

夏なんてこれから何回も来るけど

彼との夏は一回きりだから。


一日一日を大切に、頑張ろうと

今日も伊野尾くんのおかげで思えます。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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