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大多数の人にとっての「令和な働き方」を考える。

令和になって数カ月たっております。
新時代という意味を込めて
「令和だからね~。」
なんてセリフもちらちら。

で、結局大多数の人たちにとって
「令和的な理想の働き方」ってどんなのかなと思って書いてみてます。

「好きなことだけして生きていく。」
っていう衝撃的な宣伝文句とともに登場して憧れの存在となった
YouTuberの存在も広まり、その実態も広まり。
どうやら好きなことだけして生きていくだけじゃやっぱりダメなこともわかり。
その「好きなこと」に何を選んだらいいのかわからない人も続出して。
自分探しした平成後期。

今だその答えが見つからない人も多いのでは。

場所に縛られず、時間に縛られず、のノマドワーカーに憧れても、
やっぱりどうやらほとんどの人は自営業になるのはちょっと。
社会的保障とか考えると、サラリーマンの方がいいみたいだし。
思い切って脱サラして、戻った人もいるようで・・・

じゃあサラリーマンのまま、副業で稼ごう!
これが一番堅実で地道で、いつかは目が出るんじゃないかな。
会社も世の中的に副業OKにしたしね。
いつか、平均給与を副業が超えたら、その時は脱サラを考えよう。


そんな感じ・・・
じゃないでしょうか、大体。

もちろん、どこかで成功している人はいるわけで。
その人たちは、今度はその成功体験を広めるっていう作業をして。

そのために、プランディングをして、SNSで拡散してっていうのもまた大変そうだ・・・。

「僕も〇年前までは給料どん底のアルバイト生活でした。
それが、○○を初めて、〇カ月で○○万円手に入ったんです!
僕が教えた生徒さんも、同じように毎月〇〇万円ほどの収入がはいるようになりました。
あなたも不労所得を形成して自由な人生を過ごしましょう!」

そんな感じのテンプレートもそろそろ見飽きてきた。

だって本当に私が自由な人生を手に入れたなら、
こんな風に見ず知らずの人にまで発信はしない。
せいぜい妹とか、大好きな友人に教えるくらい。
だって見ず知らずの人に発信するってことは、それなりにリスクもあるし、たたかれたりするの嫌だし。
自分がもうお金に困っていないって言うなら、あとは自分の大好きな人たちに囲まれて、楽しい日々で満足したい。

中には恩返し的な意味というか、
浄財的な感じで皆さんに分かち合いますっていう人もいるけど、だったら静かに寄付したらいいと思うし・・・


だから、考えなければいけないのは、もう「どう稼ぐか」じゃない。

どうやって自分なりの幸せな人生を送るか

結局そこに行きつくんだと思う。

お金のことを考えると、どうしても収入と支出が人生を左右してしまうから
それは置いておいて、どうやって自分の人生を営んでいきたいかを考えたい。

週何日休んで、
週何日働いて、
夏休みはどのくらい
冬休みはどのくらい
いつまでは専業主婦でいようとか、
夜はどんな眠り方がいいとか、
朝ごはんは何がすきとか、
誰と過ごすのが楽で
誰と過ごすとやる気が出て、
誰と一番一緒にいたいのか。
服はブランドがいいのか
下着はユニクロが好きとか、
クローゼットの中身1つ1つ。
身に着けるもの、
口に入れるもの、
纏うオーラや雰囲気、
話し方、
楽しみ方。
理想の体型、
理想の体力、
理想の人間関係。

そんなものがすべてカチッと決まったとき、
私たちはそんなに大げさなお金を必要としていない気がする。

もちろん、今の収入よりはちょっと多く必要かもしれない。
それでも、自分が理想とする働き方と日常生活を送るその同線に、
その収入は成り立つんじゃないかと思う。

好きな服が100着もある人はいないし、
毎日パーティー生活な食生活したい人もいないだろう。
旅行好きでも、疲れたら家にいるだろうし、
寝てたい日も働きたい日もある。

自分にとっての必要を知っていれば、
不必要には手を出さなくなるから、
おそらく。

問題はそこがブレブレになるところにあるんだ。

向き合っていかないと、惰性の私になって、惰性の人生のままだ。


もはや、今までのような、大多数の人に割り当てられるような働き方は存在しなくなるのかもしれないな。

週3休み週4働く人。
週4休み週3働く人。
寝ても覚めても働いている人。
普段は遊んで、ある日3カ月くらい働きに行く人。
土日だけ働く人。

おそらく休みの時間は今までより多くなって、
でもどう配分されているかは、今よりもっともっと多様化する。

大体の人が、土日休み。
またはサービス業は日曜と水曜休み。

みたいな時代はもう終わるんだろう。

平日のショッピングモールやレジャー施設がいかに空いているか、誰も知らないわけじゃない。

小学生はもう、小学校に皆勤賞で行くことの無意味さに気づき始めている。

人の輝きは、それぞれ違う。

ひとりひとりが、本当に違ったものとして輝き出していい時代。

今の子供達だけじゃなくて、
みんな、今この年で、この時代にいることを選んだんだ。
活かさなくてどうする。

今ままでよりもっともっと、「私が」「選んだ」「時代」へ。

とりあえず私は、かきぞめに


「週三出社」


って書いた。

どのくらい働きたいかはまだわかってないんだけど、
出社は週3でいいなと思ったから。

もちろん定期代は会社から欲しい♬