今回は、なかなか進んでいない就活の話。3回目になる。

いつもは、敢えて面白おかしく書いているけれど、就活関係に関する話だけは真面目な覚書となるのでご了承下さい。就職相談のサービスを受けたタイミングで書く事にします。就活セミナーは別記事になります。

前回までの記事はこちら。重い話なので、細かい経緯を知りたい方だけどうぞ。（ここまでテンプレ）

進まない就活と向き合う（1）　

進まない就活と向き合う（2）

突然の体調不良に振り回されて

思い返せば10/9、突然の体調不良に襲われた。

違う記事にも書いたので詳細は省くが、コロナでも、インフルエンザでもなく、肺炎と診断されてしばらく自宅療養になった。ハロワプラザで10/19にいつもお世話になっている相談員さんが講師を務めるセミナーがあって、申し込んでいたが、10/16の時点でとても参加出来る状態ではなく、キャンセルをする事にした。失業認定日は間近に控えていて10/20。この体調では、就活実績をあと一回行えそうにない。

ハロワプラザに行くのに先立って、ハロワ（ややこしいけれど、失業認定をする場所。ハロワプラザとは別の場所）に行った。本当はこんな体調なので電話で相談したかったが、激しい咳のせいで声がほぼ出ない状態だったので、出向くしかなかった。もしセミナーを受けられない場合、規定の2回実績を作れないかもしれない事を相談した。そうしたら、ある程度の長期入院なら傷病手当がもらえるが、自宅療養の場合はただの体調不良になるので、原則的に認定出来ないが、初めてなら、就活実績1回だけでも特別に認定を受ける事が出来るけれど、2回目はないですと釘を刺された。声がほとんど出ていない状態を目の前で見て分かるのに言い方がキツいなーと思ったが、不正受給も多いらしいので、厳しく言われるのは仕方がないのだろう。

それにしても、昼はある程度咳が落ち着いていたから良かったけれど、こういう連絡が取れない時は、もっと違う方法はあったのだろうか（例えばメール相談とか）かかりつけ医の先生から自宅安静を厳命されていたのに、こうやって外出しなくてはならなかったのは辛い。いっそのこと入院の方が話は楽だったのかもしれない（もちろん入院は困るけれど）

その足で今度はハロワプラザに出向いた。セミナーに出られない代わりに、その場で軽く相談を受けてくれて、就活実績の証拠になるハンコを押してくれた。たまたま相談員さんが空き時間で助かった。そして、何とか2回の就活実績を得て、無事に10/20の失業認定の条件は整った。本当にありがたかった。次の就職相談の予約を10/30に取って帰宅した。

しかし、その後も薬を飲んだり吸入をしながら、自分の部屋で安静にしていたが、体調はなかなか良くならない。激しい咳は体力を削り、思考力をも奪う。就職も出来ないのに、体調も悪くなって、私は一体これからどうなるんだろうと。思考力の低下で自信を取り戻す為のnote投稿も出来ない。唯一の楽しみである美味しい物を食べる食欲もなく、私のメンタルはどん底まで落ち込んだ。

体調回復後の就職相談

なかなか止まらない咳に苦しんだが、何とか10/30の就職相談の2日前くらいには落ち着いた。まだ声は完全ではないが、9割くらいは回復したといっていいだろう。

気を取り直して、就職相談に行った。最初は肺炎の話をしていた。体調がなかなか良くならないので、メンタルがどん底になったが、体調が回復して同時にメンタルも次第に戻ってきた事を話した。私がゆっくりだけれど、ちゃんと体調が回復した事で「人間って簡単には死なないんですね」って思わず冗談交じりに漏らしたら、相談員の方も「そうよ、人間って意外と丈夫に出来ているのよ」と笑っていた。

就職の方に関しては、私が無理しない程度の仕事を、まずは週1とか週2から始めてみたらどうかと提案してくれた。パートで日数相談可な職場は、常に何件かはハロワの求人であがってくるので、そういう所でリハビリして、合うと思えば日数を増やしていく。駄目だと思ったら辞めて別の職場を探す。そんなに深刻に考えすぎなくても大丈夫と。11月でも12月でも、良さげな職場があったら、私の気持ち次第で申し込みをすればいいと。その時は、相談員さんが応募の手助けをするから遠慮なく相談予約入れてと言ってくれた。

あと一回就職実績を作らなければならないが、ハロワプラザで行っているセミナーは前に受けた事があるテーマだった。労働局主催のセミナーのチラシをもらったので、応募サイトにアクセスしたら、もう満員だった。どうするかは、また考えなくては……。

終わりに

今回は、とにかく体調不良に苦しんだ。私は今まで入院歴が全くないくらい健康体だったのに。人間は寄る年波には勝てないし、身体が全ての基本なんだなと実感した。

大好きな物書きも食べる事も出来ず、メンタルは落ち込む一方で、一時はどうなるかと思ったけれど、何とか回復した。

「人間は簡単には死なない」

そういえば、咳が止まったので、伸びていた庭の木を伐った。その時に、どうして雑草や木の枝は邪魔者扱いされて、何度も何度も伐られるのにまたしぶとく生えてくるのだろうと漠然と思った。この図々しいまでの生命力を私は見習わなきゃいけないと。何度失敗して邪魔者扱いされても、図々しく生きないといけないかなと。木の枝を伐りながら泣けてきた。

4月に失業して進まない就活と向き合い、もう半年を越えてしまった。年の瀬も見えてきた。ゆっくりでも前に進まないと。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。