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ツッコミ法廷バトル

新年早々からずっと観ていたこたけ正義感さんの逆転裁判実況動画を、やっと最新動画まで観終わった。

どうやら、現在逆転裁判2まで終わって、今月末に3を攻略開始するらしい。

既に本編は6まで出ているこの逆転裁判シリーズ。本業の弁護士と芸人の仕事を抱えながら、合間を見ての実況のようなので、さすがに6までとなると膨大なの量なので無理だろう。

でも、弁護士×芸人という境遇が、逆裁と非常に親和性が高い。実況のクオリティも高くて面白いので、せめてキリが良い3までは観てみたい。

私は逆転裁判シリーズは派生も含めて全てプレイ済である。プレイをし始めたキッカケは忘れたけれど、気が付いたら、ガッツリとハマっていたのだ。

本編であるゲームはもちろん、漫画、アニメ、映画、そして宝塚の舞台にまでなった。逆裁シリーズは、今やCAPCOMを代表する人気コンテンツの1つにまで成長した。

逆転裁判シリーズの魅力を挙げてみる。

  • 展開が読めないジェットコースターストーリー。

  • 個性豊かで魅力溢れる登場人物。

  • 手応えのある推理ミステリー。

  • 小ネタが散りばめられている秀逸なテキスト。

この逆転裁判を、決して堅苦しい真面目な裁判ゲームだと思ってはならない。何故ならば、世界観から始まって、シナリオも登場人物もかなり振り切りすぎて潔いくらいだ。

こたけ正義感さんも初見プレイなので、画面に向かって何度も何度もツッコミを入れていた。それを観て、私は懐かしい反応だなと思った。

他でもない私も逆転裁判を初めてプレイした時に、同じように世界観、シナリオ、登場人物全てにツッコミを入れ続けた。

ツッコミどころを挙げれば、キリがないのだが、証人の飼っているオウムに尋問したり、殺された主人公の師匠である千尋さんが、事ある毎に霊媒されて妹の身体に降りてきたり、検事がムチを振り回して暴れ回ったり……その他、もろもろ。

そう、この逆裁ワールドは現実と照らし合わせて、まともに受け取ったら負けなんだ。

こたけ正義感さんは、本物の弁護士さんで、現実の法廷を知っているから比べて云々は仕方ないのだろう。でも、段々と私と同じように逆裁ワールドのぶっ飛び感に慣れていく様子が面白かった。この逆裁ワールドは、現実と似て非なる法廷ファンタジーなのだから。

シナリオに関しては、ディレクターの巧舟さんが書いているのだが、細部までギャグや小ネタが満載で、この「タクシュー節」が逆裁の肝になっていると思う。

ツッコミどころしかない法廷バトルで、基本はギャグでコミカルに進んでいくのに、いきなり緊迫した場面に突入したり、ホッコリしたりする。前記でも挙げたが、ストーリー自体がジェットコースターのように起伏があり、とにかく惹き込まれる。

プレイヤーの分身である主人公の成歩堂龍一もとい、ナルホド君は、とにかく法廷では常に崖っぷちで綱渡りだ。その首の皮一枚繋がった状態が続く中で、真実に1歩1歩近づいて行くために奮闘する。

途中、「なんでやねん!」「そんな訳ないだろう!」を繰り返している内に、気が付いたら物語がクライマックスに向かっていって、最後には大どんでん返しに驚いて、更には感動のラストが待っている。

個人的には派生である「逆転検事」と「大逆転裁判」もオススメである。

特に「大逆転裁判」は、かなり評価が高くて面白い。ただ、その際は、必ず1と2を続けてプレイして欲しい。私は幸いな事に、1と2を続けてプレイしたが、1のみをやると消化不良になるらしい (1は謎を残し過ぎたままエンドになるから) 現在はSwitchで「逆転裁判123」と「大逆転裁判1&2」が1本に収録されているHDリマスターが出ている (私も欲しい)

逆裁ワールドの魅力にハマったら、なかなか抜け出せない。

私の拙い文章で魅力が伝わっているか不安だが、少しでも気になった人は是非とも。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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