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esports業界に就職予定大学生の悩み

初めまして。kei ( @buzzum_kei ) と申します!
入社予定の今しか言えない事や思いがあると感じたので自分へのメモとしてもnoteに投稿させていただきます。

入社予定の会社は「サイバーエージェント」になります。
一般的には広告代理店、AbemaTV、Cygamesの親会社の印象が強い会社ですが僕はRAGEOPENREC.tv」「ウルトラゲームスの印象が最も強い会社でした。

「サイバーエージェントに決めた理由」

「日本のesportsは遅れている」「新しい文化への理解がない」「スポーツは身体を動かすだけじゃない」などの言葉をゲーマーなら一度は聞いたことがあると思います。
ただ実際自分がesportsへ何か還元しているか?って言われると殆ど貢献していない事に気づきました。どうやれば貢献できるのだろうと考えたのが就活の自己分析でした。
様々な会社を探しているうちに一つの記事を読みました。なぞべーむさんのこちらの記事です。

esportsに力を入れる会社の「採用」への考えや、キャリアとしての道筋は勿論ですが僕はCyberZという会社、もっと言えば青村陽介さんに興味がわきました。CyberZについて調べている内にサイバーエージェントグループのesportsへの投資や強みが見えてきました。そして「この会社で働きたい」と確信し選考に申し込んでました。

選考の最中に上記の青村さんと面接もさせて頂きました。元々の青村さんの人柄の良さもありますがお互いesportsが大好きなのが根底にあった為、とても楽しい時間でした。


「入社半年前の悩み」

そんな私ですがタイトルの通り悩みがあります。それは「プラットフォーム」で貢献するか「イベント」で貢献するかで悩んでおります。
具体的に書きますと
・AbemaTVのゲームチャンネル「ウルトラゲームス」
・ゲームプラットフォーム「OPENREC」
・esportsイベント「RAGE」
の3つどこで貢献すべきかを悩んでおります。元々はCyberZに興味があったので「OPENREC」や「RAGE」の二択でしたが、自分が何をしたいか?を考えた時、「esportsに興味を持ってくれる人を増やしたい!」が根底にありました。そのためライトユーザー向けの「ウルトラゲームス」にてバイトを始めました。
Youtuberやゲーム実況者を目的として視聴してもらう内にゲーム自体を好きになってもらい、大会やプロゲーマーを好きになってもらう
これがシンプルかつ王道のesports好きを増やす方法ではないでしょうか?

そう思い番組制作に明け暮れる最中「RAGE」で衝撃を受けました。それが「RAGE Rainbow Six Siege DREAM MATCH 2018」でした。

RAGEのイベントの一つで「Rainbow Six Siege」というゲームの世界チャンピョンを日本に呼び、日本のトップチームと試合を行うといったものでした。私自身大好きなゲームだった且つ、世界チャンピョンG2 EsportsのメンバーFabian、Penguのファンだったので「RAGE最高だな!」と感じると同時に「Shadowverse目当てでRAGEにきた人が複雑なSiegeを見て楽しめるのか?」と疑問に思っておりました。
実際、ゲームキャスターである岸 大河さんは自身のラジオ番組で
「Siegeは(見せるのが)難しいよね」と話されておりました。
https://www.youtube.com/watch?v=D9bV_eFF4oE

しかしRAGEに参加した同期の内定者が日報にこんな事を書いておりました。(内定者は日報という形で社員にメールを送り自己発信ができます)


今大会はやはりシージが1番アツかったですね!
G2が来ていたことや志麻さんがきていたことは大きいんですが、、、
素人目から見てもたのしい!
この事実って一番大きいなって思います。

私はシージをプレイしたことはなく、実況で少し触れているくらいで全くわかりません。。
どういった立ち回りをするべきなのか、どんな読みあいがあるのか、、全然わからないんです。
でも、純粋に楽しかった!素人目でもわかるうまさ、かっこよさ。ヘッドショットの美しさ!!!
わからなくても見てるだけで「おおお!」ってなれる単純なルール、プレイングってやっぱり映えますよね。
わたしはシャドバを少しかじっているので
オフラインの大会のあの熱狂できるアツい試合好きです。
でもカードゲームはルールが難しくて、少しコアになりがちなのかもしれないなぁって。。

私はe-Sportsをサッカーとか野球みたいにみんなが盛り上がれるコンテンツにしたいんです!
そのために必要なものがなんとなく見えた気がします。
①ルールが単純であること
②映えるプレイングをしやすいコンテンツであること
③スピード展開が早いこと
④ライト層が多いこと
あとは徹底的に敷居を低くすること、なんだと学びました。
よく考えたらわかることかもしれないけれど
すごく肌で感じることができたイベントでした。

敷居を低くするためにどんなコンテンツを作っていくべきなのか
考えないといけないですね。

正直衝撃でした。Rainbow Six Siegeは他のFPSゲームより戦略性が強く、戦闘も縦要素で行われることが多いため CALL OF DUTYやBatlefieldなどと比べて初心者がとっつきにくいゲームだと思います。そんな印象が強かったSiegeのプロ同士の試合を初見で楽しいと思わせるのは何だろうか?そう考えた時に大きな要因の一つは「観客の声援」じゃないかなと思いました。
配信上では観客の声はあまり聞こえません。しかし現地にいた人はSiegeブースから聞こえてくるどよめきや歓声が気になったのではないでしょうか?
「一番熱量があった」と感想をくれた友人もいました。
esportsを盛り上げる一つの「ファンの声援」の力は思った以上に大きいです。
コアユーザーだけに向けた大会だと思ってましたが、カジュアルユーザーが一気にesportsを知る、体感するきっかけとしてもRAGEは機能しておりました。


「さとうつとむ」さんのこちらの記事に「まさに自分もこれ!」といった文章があった為、引用させていただきます。

ここには、表も裏もなく「自分は空間をつくり、人に楽しんでもらうことをするのがとにかく好き」という動機が存在しています。それをこのスポーツで出来ると思うし、やり続けたいと思っています。

まさにこれです。AbemaTVでゲーム番組を作るのも、RAGEでesportsをデカくしたいと思うのも大好きなesportsを誰かにもっと楽しんでもらいたいって思いが全てです。
esportsが「スポーツ」かどうかはただの定義の認識の差です。ですがスポーツを盛り上げる為に必要な事はesportsでも必要だと思ってます。


入社まで半年を切りましたがプラットフォームから貢献するか、イベントから貢献するかまだまだ悩んでおります。
esports関係者の皆様、普段の記事や投稿から沢山勉強させていただいております。ありがとうございます。

esportsが大好きな大学生は沢山いると思います。若い人が必要な業界だと思うしどんどん発信していきましょ!



※記事公開時に「なぞべーむ」さんの名前を誤って「なべぞーむ」と記載しておりました。大変申し訳ございません。

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