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「怒る」の3段活用

書く習慣1ヶ月チャレンジ8日目のテーマは
最近怒ったこと 

教室で子供のことを注意しない日は無い。叱る時、諭す時、怒る時…それらは意識的に使い分けているが、子供からすれば全て「怒られた」である。

なので、僕の最近怒ったことは「授業中に友達にちょっかいをかけた」とか、「名前を丁寧に書かなかった」とか、「体育の勝敗でイライラして友達に当たった」とかになる。   え、このテーマの怒ったことってそういうことじゃない?まあいいでしょう。

それで、この怒るというのにも技術がいる。分かっていたことだが、やはり感情的に怒るのは何も生まないと実感する。自分なりに子供に怒る時、段階を3つに分けて使い分けている。

  1. 共感する 「わかるよ」「先生も同じようなことあったよ」

  2. 引き出す 「何が良くなかった?」「ここが良くなかった」

  3. 見据える 「じゃあこんな風にならないためにはどうしたらいいの?」

緊急性のないもの、怪我やいじめなどに繋がらないものはできる限り3ステップを踏むようにしている。僕達教師はただひたすらに躾をしている(価値付けはしているが)訳では無いから、否定して終わったり、出来るようになったらご褒美をあげるみたいに終わらせたくない。あくまで、自分で考えて答えを出させたり、気づかせたりするのが仕事である。引き出しを多く増やして、子供たちと接していきたい。ほかの先生方の考えとか意識されていることも知りたいなぁ…。

おわり


 

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