見出し画像

ふつうの中高年が納得できる仕事って?経験生かせる仕事ってないのかな。


最近、フェイスブックとかに「あなたも顧問として活躍しませんか?」というビジネスサイトを見かけます。こちらの会社の業績は素晴らしく、これはきっとこれから中高年いやむしろ高齢者のくくりにはいる人にとって、魅力的な仕事として映るのだろう。

登録者は1年毎に1万人ずつ増えている。ニーズがあるということだ。

しかし、実際の成約実績を見ると、「元大手企業代表取締役役員」とか「元大手企業人事管理職を経て取締役」、「元有名バンク特任マネージャー」とかよくわかる肩書や今流行のかっこいい職業の方が成約している。

では

いわゆる「普通の管理職」で終わった中堅サラリーマンの場合、どうなのだろう。聞いてみたいところだ。


採用する側からすれば、素敵な肩書を持っていたら「この人なら信頼できる」と思うものだし当たればそれでよし。

でも管理職として、激レースに勝ち抜いた人って毎年一万人もいるのかなって思ってしまう。限りなく普通の管理職で、天下りや紹介もなく職場の再任用に甘んじて生きるしかない人たちの方が圧倒的に多いからこの数字が見えてくるわけです。あ、ちなみに再任用の年収は約半分ですね。

退職金出てるからいいじゃない?といわれるかもしれないけれど、住宅ローンの返済を済ませると、どのくらい残りますか?もしまだ学生のお子さんいたらまだまだお金がかかる。

今の時代定年後ゆっくり旅行でもして年金貰って悠々自適なんてことは無いわけです。さらに数年後には定年65歳年金開始は70歳、人生100年時代どこまでも自立して生きようキャンペーンが張られていて、普通のサラリーマンにとって「隠居」なんてぜいたくな暮らしはできなくなるわけです。

いつの時代も、圧倒的多数の「普通の人」がいて、一部の成功者がいる構造です。今はネットの世界でいろいろなビジネスがあって、副業に関する情報も満載です。どのくらいのひとがネットビジネスで成功できますか。

これから喫緊の課題となる、「高齢者の雇用」

このワードを検索すると、「警備員」「マンション管理」「簡単な作業」「清掃員」「家事手伝い」「介護補助」などなど・・・・実はこれ若い人が選ばない職業。そして「人にしかやれない仕事」なんですね。

でも定年まで働いて、そこそこ業績を上げた人なら「経験と知見を活かしたい」と思うのが人情。

そして今の若い人たちもいずれ高齢者になるわけですから明日は我が身。

そこで副業解禁という流れになる。副業もサクサクできるのであればみんな苦労しませんね。ネットの中でにぎわっている副業をみるとまあ大体似たようなものが多い。あとは投資ですね。これも才能が必要です。多くの人はたいして稼げないのが実情です。

もっともコンサル料に糸目をつけなければ、違うのかもしれませんがそれも賭けみたいなものです。ネットの世界は玉石混交、それを見抜ける目があればいいのですが。

暗い話に聞こえるかもしれませんが、おそらく多くのサラリーマンの方が悩んでいることではないかと思うのです。50代、出世の先の見えた中年にとって副業は簡単ではありません。中間管理職であれば猶更です。こうなるとどうやって生きて行ったらいいんだろうと日々不安になります。

ただ目の前のことが忙しいから、考えないようにしているというのか日々考えなくなる。

社会変革・構造を変えるしかないと考えますが、それも実現は難しい。そうなるとどうすればいいのか。

中高年が経験や知見を活かして、若者と共存しそして成果を上げられる。AIでできないところ・・・・「人間関係の改善」「コミュニケーションの取り方」「自己肯定感の導き方」「成果主義からの脱却」「組織論とその構築」などメンタル構成と育て方などを中心に何かできることがないのかと日々考えています。

制度を変えられないのであれば、社会を変える。大それたことはできないので自分の身近なところだけ変える。実際仕事はそうやって成果を上げるものです。

明るい未来を描きたい。

こんな世の中で歳をとったら卑屈になるような世の中は悲しい。若い人たちとうまくやれる年寄りになれるように心がけから始めてます。

ふつうの中高年の皆様  ビジネスモデルが完成したら発信します。

興味があればフォローお願いします。 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?