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バセドウ病発覚の日と母の衝撃発言

「noteはじめます」からさっそく時が経ってしまった。

発達障害疑いの夫との日々や英語の話など、書きたいことがたくさんすぎて、なにから始めればいいのかさっぱりわからず。

とりあえず、本当にちょうど1年前の今日発覚した、バセドウ病の話について書いてみようと思う。



昨年2023年の5月ゴールデンウィーク終盤、帰省中だった私を襲ったのがバセドウ病だった。

バセドウ病とは甲状腺の病気で、フルマラソンを走っていると言われるくらいの身体のしんどさや疲れ、頻脈などがある病気。
完治はせず、治療しながら一生をかけて付き合って行くというもの。


昨年の5月はじめ、なんだか目がとても腫れぼったく、母が私の目の腫れをとても気にしていた。

大丈夫??と何回も聞くのだが、私にはあまりよくわからず放置していた。

というのも、もとからガチャピン顔とよく言われるほど目がでっぱったタイプで、多少腫れていてもわかりにくい。


そのころ風邪をひいていたのもあり、それが原因かなぁとくらいしか考えていなかったのが5月4日ごろだった。



しかし次の朝、起きてまぁびっくり。


両目がめばちこのように腫れあがって、目が半分くらいしか開かなくなっていた。

あ、これはやばい。
ぶさいくすぎる。


これはめばちこだ。

と思ったのもつかの間。

あれ、両目一度にめばちこになるっておかしいか。
どうしよう、一体なんなんだろう…。

と悲惨な顔になっている私を見て、母が間髪入れず言ったのがこの一言だった。


「バセドウ病の検査すぐ行っておいで!」



私はそのころ全くバセドウ病がなにかも知らず、

「??」

バセドウ病ってなんだろう。
そしてなぜにその病名を名指し?

と脳内がハテナで一杯。

だけど

「わかった」

とだけ返事をした。


後々またじっくり書ければと思うが、母とあまり仲が良い方ではない。
なので、色々ツッコミどころがあっても突っ込まない。

とりあえずその酷い顔では生きていけないので、母に言われるがまま病院を受診することにした。



次の日、帰省を終えて自宅に帰った私は、早速バセドウ病を検査してもらえそうな近場のクリニックを受診した。



その半年くらい前に買ってつけ始めたアップルウォッチが何度も頻脈のアラームを出していたのも気になっていたので、受診の際には目の腫れと共に頻脈も伝えてみた。

それを聞いた院長は真剣な面持ちで、「たしかにバセドウ病の可能性ありますね」と言い、「今からすぐ血液検査をして緊急で結果出せるようにしましょう!」となんだか慌ただしく検査が進んでいった。

2,3時間で結果が出たら院長先生が電話で結果を知らせてくれるらしく、一度病院を出た。


なんだか本当に母の言うとおりバセドウ病というやつかも、とソワソワ待つこと2時間。


電話が鳴った。
院長先生だった。
開口一番の院長先生。

「立派なバセドウ病でしたよ!」



立派ってこういうとき使うんだっけと思いつつ、それより本当に母の言う通りバセドウ病という病気だったことに改めてびっくりした。



目の腫れの症状というのはバセドウ病でもそれほど症例が多くないらしく、市民病院の先生を紹介するのでそこに行きましょう、ということになった。


予約をねじ込んでいただいたようで、早速翌日の午前中には市民病院を受診できるようにしてくれた。


なんだか大それたかんじだった。




早速、母に電話して報告した。

「検査したらやっぱりバセドウ病だって言われた」


この後聞いた母の返事が、私にとっての衝撃だった。


母がこのあとなんと言ったか。


それは、



「…やっぱり」



だった。


「え?」と固まる私に、母は更にこう続けた。


「いや、ちっちゃいころから目が出てたし…
そうかもとずっと思ってた」



「はい?」

心の中でずっこけた。

前述したように、母とそんなに仲が良くないので突っ込まないが、さすがに笑ってしまった。


私も小さいころから散々目が出ていることをいじられて生きてきたのだ。
E.T.だのガチャピンだの…。

そこにまさか母は病気の存在を感じつつ、それを一言も言ってくれていなかったとは。
もうアラフォーなんです、私。
そんなピンポイントで小さいころから疑ってた病名、よく今まで黙ってたな。


普通、ちょっとでも心配してたなら事前に言いますよね?

まさか、発症してから、
「昔からそんな気がしてた」発言をされるとは思わなかった。



まあ、変わった母親です。
そんな母親の衝撃発言の小ネタでした。



この一連の話を夫にしたら、
心配してくれつつ、母のすっ飛んだ話がたいそう気に入った様子だった。

ちなみにこの話、現在は笑い話として夫の飲みの会での定番ネタになっている。


次回、市民病院で受診した結果と、目と体にどんな治療をして今に至っているのか、その辺少しサクッと書きたいと思います。


以上、ゴールデンウィークに思い出さずにいられない苦い思い出でした。


お読みいただきありがとうございます。


みっぱみ






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