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R5年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 具志川東中学校 名刺ワークショップ

プログラムについては別記事にまとめています
R5 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて

こんにちは。ミライカナイ広報チームのたかこです。
2023年11月15日(水)具志川東中学校1年生、約175名を対象に名刺づくりワークショップを行いました。

具志川東中学校ってどんなところ?

本校はうるま市の中心部にあり、高台に位置しています。令和5年度は元気いっぱいな生徒501名が在籍しています。みなさまの応援よろしくお願いします。こちらでは各種おたよりや情報、学校生活の様子をお届けしていきます。

具志川東中学校ホームページ(note)より抜粋

具志川東中学校の進行はオンラインをメインとし、社会人講話を各クラスの社会人メンターが行う形で行う予定でした。ところがスタートしてしばらくした所で通信トラブルが発生。各クラスにて進行する部分も一部でてきてしまいましたが、社会人や大学生のメンターの方々が各クラスで臨機応変に対応し、クラスの雰囲気を作っていました。

名刺作成に入る前の社会人講話。
自分の名刺を見せながら、どんな会社でどういう仕事をしているのかという事を話してもらうだけではなく、学生時代から今の自分になるまでのエピソードであったり、子ども達に伝えたい事などを伝えていただきます。

私は撮影ですべてのクラスを回っているのですが、毎回全クラスの社会人講話を私も聞きたい!と思うほど、それぞれの熱意やどんな事があってどう乗り越えてきたかのエピソードや経験談が多様で引き付けられる内容だなと感じます。

社会人の方から「将来やってみたい事がある人!」の問いかけに数名の生徒が手をあげてシェアしてくれたり、社会人の話に耳を傾け真剣にメモとる生徒がいたりとクラスによって雰囲気は様々ですが、夢をかなえる動力となったり、まだやりたいことに出会っていない子も、好きな事が見つかった時や問題に直面した時のヒントになるような言葉に出会っているといいなと感じていました。

講話を聞いたあとはワークシートに沿って自分を知ってもらえる名刺の肩書を作成します。自分を知ってもらうために、自分自身を見つめ自分について考え、自分の好きな事、大切に思っていること、得意な事、やってみたい事を考えてみます。

また「自分が思っている自分」だけではなく周りの友達にも、私ってどんな人?と聞いてみます。友達は私のこういう所をいい所だと思ってくれているんだという「周りからみえる自分」も普段聞くことは少なく、新たな自分の発見に繋がっていきます。

クラスにいるメンターの方々も、生徒と自由に交流しながら記入をサポートしていきます。生徒からも「たくさんの大人の人と話ができて授業が楽しかった」「色んな話を聞いてもらえて嬉しかった」「大人になることは不安だと思っていたけど、社会人の方と話をしていると社会人も楽しそうだと思った」といった感想が寄せられていました。
(私はとっても嬉しい感想いただいて元気が倍増しました!)

具志川東中学校の生徒が考えた肩書を一部ご紹介します。

  • 感受性豊か部 物語作りたい課 読書マニア

  • 野生の心部 レアな魚をとる課 海水魚マニア

  • 明るい部 ししまい課 美化委員

  • のんびり部 食べる課 きゃべつマニア

  • 面倒見が良い部 世界旅行課 Ms.一輪車

そのあとは名刺交換のマナーを学び、練習をしました。
最初は隣の席の子と名刺交換の練習をし、そのあとは時間の許す限りクラスの生徒たちで自由に練習を行いました。
とあるクラスでは、社会人や大学生だけではなく担任の先生も生徒たちとたくさん名刺交換をしている光景が見られ、ミラカナメンバーと生徒と先生達みんなで作っていくことができるワークショップだと改めて感じた場面でした。

名刺ワークショップを通し自分の内面に目を向け、自分の良さや得意な事をあらためて考え大切にしてほしいという想いもありますが、もう一つ感じてくれると嬉しいと思う事があります。それは大人と関わる事で、自分の将来に少しでもわくわくしてくれること。

子ども達は漠然と大人って大変だなと思っている部分があると思います。でも大人のイキイキと話す姿を見て、大変なことだけではなく「楽しい事」「やりがい」「ステキな仲間との出会い」などたくさんのポジティブな面も同時に感じ取り、大人になる事を楽しみだと思ってくれるといいなと思っています。


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