「激闘! 虫バトル!」

妻と子供たちが寝た後、

リビングで日記を書いていたら、

キッチンから、

ブウウウウウウウウ!

という、

虫の羽音が。

音の方を見ると、

Gらしき虫を発見。

パパ、戦慄。

虫はまあまあ苦手で、

特に飛ぶ虫はNG。

この前家に入ってきた、

カメムシを外に出すのにも、

一苦労した。

だが、怖い事を理由に、

Gを放っておくわけにはいかない。

勇気を振り絞って、

音を立てないように、

玄関に移動し、

靴の収納棚に置いてある、

ゴキジェットを手に取り、

再びリビングへ。

さっきGのいた方を見ると、

いない。

と、思いきや、

ブウウウウウウウウ!

見ていたのと逆方向から、

換気扇の方へGが飛んでいくのを目視。

パパ、心臓バクバク。

深呼吸して落ち着きを取り戻し、

ゴキジェットをGの方向へ向ける。

飛ぶなよ~頼むからとぶなよ~

心の中で念じながら、

ゴキジェットのトリガーを、

引いた!

ブショオオオオオオ!

勢いよく薬剤をGへ浴びせかける、

がしかし、

なかなか死なないG。

まさか・・・、Gじゃないのか!?

心の中でそう思いつつ、

致死量以上の薬剤を浴びせ続ける。

すると、

ポロッ

と、壁から落ちるGらしき虫。

・・・

勝った!俺は勝ったぞ!

薬剤臭いキッチンで、

ゴキジェット片手に、

ガッツポーズを取る、

2児のパパ。

死んだ姿すら見たくないので、

急いで大量のティッシュで、

Gらしき虫を包み、

その上からリモコンでガンガン叩き、

丸めてキッチンの水道で水攻めし、

水を切って三角コーナーに捨てて、

三角コーナーごとゴミ箱へ、

そしてゴミ袋をまとめてゴミ捨て場へ投棄。

三度キッチンにもどり、

残党がいないか確認した後、

キッチン周りをキレイに拭いて、

この日記書きました。

育児より、疲れた。


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