出資馬紹介(2022年産)④



レッドエソール

父シスキン 母アッフェルマーレ
母父ハーツクライ
東京サラブレッドクラブ 1/400口(60000円)
栗東 杉山晴厩舎 牡馬

オシャレな血統表が気に入っているシスキンの初年度産駒。この世代は事故により種付け頭数がやたら少なく、シスキン産駒の競走馬登録は7頭しかいないとか。激レアな存在😅

レッドエソールはネガノ牝系でダッシャーゴーゴーなんかが出ていますが、とにかくこの牝系は一口馬主的にはホームランではなくともヒット級の馬を沢山出す、アベレージヒッターな牝系。
レッドエソールは初仔ですが、アッフェルマーレ自体も活力は高そうと見ています。

ハーツクライの肌にUnbridled’s Song、Mill Reef(≒Riverman)、Seattle Slewですから、スワーヴリチャードの血統構成を再構築したような配合になっています。

更にスワーヴリチャード産駒はDanzig持ちが良績を残しているということですがこれもしっかり抑えている。
レッドエソールが万が一大活躍するようなら、ハーツクライ肌にシスキンを当てるパターンが増えるかもしれません。

他にもGone West≒Miswakiなどの仕掛けもあり、面白い配合になっています。
シスキンの血統表の素晴らしさは書くと長くなってしまうので省略しますが、肌に回ってから真の力を発揮しそうな感じもあります。

更新では気性面が若干前向き過ぎる感じがしますが、身体の柔軟性は動画から凄く伝わってきますし、何より写真の立ち姿がもう立派。500キロの雄大な馬体に満足です。

芝1400から2000くらいでの活躍を期待しています。
個人的にこの世代のエース候補。安馬ばかり狙う私にしては珍しくトップ調教師の杉山晴厩舎なので、そこも楽しみにしていますね。

シスキンはエンパイアメーカー的な要素も強いと考えているので(そもそもシスキンの父父父と父母母がエンパイアメーカーの父と母ですからね)ダート馬も出すでしょうが、基本的には芝かなぁ…


ジュンシンカレン

父カレンブラックヒル 母シンラバンショウ
母父サクラバクシンオー
YGGオーナーズクラブ 1/500口(13200円)
門別 佐々木国明厩舎 牝馬


カレンブラックヒルは意外と牝馬の活躍馬も多く、安価でもあり出資しやすかったのが一つ。
兄オールスティールに出資しているのが一つ。

あとは配合的にもまあまあ面白いかな?と感じたり…

ダイワメジャー×ジャングルポケットは割と好相性で、中央地方で18頭走り賞金4000万超えが5頭、うち2頭が1億超えで代表産駒が重賞2勝のソルヴェイグ。
この傾向がカレンブラックヒルでも通用する可能性はあるのではないかと見ています。

全体的にナスペリオン(ナスルーラ+ハイペリオン)で脈絡している配合ですが、馬場はあまり重たくないほうが良いかもなぁとも感じますから、門別で鍛えて軽い砂の笠松などに行ってからが本番になるかもしれませんね。

能検では大きく出遅れ、道中良い脚を見せる瞬間もありましたが体力不足といった感じで、合格はしたものの一旦外厩へ。
じっくり乗り込んでデビューを目指してほしい。


アーデルリーベ

父ヘニーヒューズ 母アーデルハイト
母父アグネスタキオン
ローレルクラブ 1/500口(70000円)
栗東 斉藤崇史厩舎 牝馬

この世代ではワラウカドのギザキズラヴに並んで高額の出資。
私としては初めてのノーザンファーム生産馬になります。ビワハイジの牝系ということで母の兄弟にはブエナビスタやアドマイヤオーラ、トーセンレーヴにアドマイヤジャパン、ジョワドヴィーヴルと綺羅星の如く活躍馬が並びます。

本馬の兄弟も先日エーデルブルーメがOP入りを決め、活力も十分。

ヘニーヒューズとアグネスタキオンはニックスで、ワイドファラオなどが出ている組み合わせ。

根拠としてはヘネシーとアグネスフローラの間に脈絡する血が複数あるからと考えられます。
まあこの子に関しては牝系と厩舎に惹かれての出資ですから、深く血統考察はしていないのですが…。

好きだったブエナビスタの近親、そして一口馬主初出資馬を管理されていた斉藤崇史調教師。
6月デビューの可能性もあり、5月2日にノーザンFしがらきへ。順調に進んでほしいです。

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