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”親としての関わり方””理想のおやこ時間”の発見~私の育休振り返り②~

育休の振り返り第二弾!
今回の育休で、私が最も深く見つめ直したのは”親としての在り方”だと思います。
長女が3歳を過ぎ、日常生活の自立を支援する関わり方から、より深く人間としての成長を促進する関わり方に変えていきたいとぼんやり考えていたのですが、なかなか言語化できず深められないままでした。この悩みにある程度進む方向性が見えてきたのも、やはりコミュニティメンバーとの対話の時間があったからです。
その中でも2つ、この育休期間に関わって良かったなと思う活動があるので、ここに書き留めておきたいと思います。
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1つ目:「7つの習慣」を読んで人生のミッションステートメントを作成し、親としての子供への関わり方の原則を決めた!
「7つの習慣」という本を知っていますか?
スティーブ・R・コヴィー氏によって書かれた世界的な大ベストセラーの自己啓発本です。成功を手に入れ充実した人生を送るための方法が紹介されています。
この本、分厚過ぎてとても1人では読破できなかったのですが、前回の記事で書いたABD読書会で仲間と読み、さらに「人生のミッションステートメント」を自分でも作成しました。

※人生のミッションステートメントとは・・・

どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献・功績)それらの土台となる価値観と原則

「7つの習慣」より引用

私たちは、親になった瞬間に、親としてのあるべき姿・果たすべき役割(アウトサイド・イン)から物事を考えがちになる傾向があるかと思います。
ですが、7つの習慣ではまず自分という人間のありたい状態(人格)を深く考えて、それをベースに他者とどう関わりたいのか(インサイド・アウト)を考えます。

親子関係についても、このインサイド・アウトの考え方で見つめ直し、私は”子供との関わり方でのありたい姿”は、この2つに決めました。
取りたいアクションは、その時々の環境や状況によって変わると思うので、あくまで、”ありたい姿”で描くのが良いのかな、と考えました。

【子供たちとの関わり方での”ありたい姿”】
・自立的に判断して人生を選び取っていけるためのサポート役でいよう
・いつでも、何があっても、最後まで心の味方であり、応援者でいよう
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2つ目:おもちゃのサービス企画を通じて「わたしが欲しいおやこ時間」を描くことができた!
おもちゃは、幼少期の子供の好奇心に火を灯し、のびやかに育っていくための大事なツールですよね。
我が家では、誕生日やクリスマスなどのイベントでどかんと玩具をプレゼントするのではなく、子どもが関心を持ったタイミングで買い与えるように心がけてきました。(なので、誕生日がベストなタイミングでなければプレゼントは無しになることもあります。)

ですが、親になってまだ数年の私たちが、わが子をじっくり観察して興味あるものを見極めることができているのか?ベストなタイミングでベストなおもちゃの選択をできているのか?については自信がなかったです。
加えて、おもちゃを買った後も、少し難易度が高かったりすると子供1人で満足して遊ぶことができません。そんな時に、子どもが”できた!”と感じられる瞬間を壊してしまわないように、うまく親がサポートしつつ遊ばせるのは、私にとっては正直かなりの忍耐が必要とされる時間でした。
①子どもの観察 ②玩具の選択 ③買った玩具の遊ばせ方 の3つのフェーズに於いて、一抹の不安をぬぐえないまま親としての役割を何とか果たそうとしてきたような状態です。

そんな中、ある会社のおもちゃのサービス企画に参加することになり、おもちゃを購入する当事者としてのインサイトを掘り下げる機会がありました。
そこで、仲間と対話しながら私が気づいたこと。

”私(親)も好奇心や探究心を刺激される時間を子どもと一緒に過ごしたい”

おもちゃ選択に関して、親の役割を堅苦しく考え続けるよりは、自分も一緒になってアレコレやってみることで、一緒に驚きや不思議や達成感を味わいたいという思いがあることに気づきました。
この気づきを得てから改めて私の行動を振り返ると、おもちゃに関してはLEGOやお絵描きや積み木や絵具やおりがみなど、自由度が高くて一緒に作りながら楽しめるものを好む傾向にあるし、私が一緒に遊ぶときには1種類だけではなく組み合わせて遊ぶことも多い。何なら、おもちゃではなく外で木の枝や葉っぱで遊ぶことも多い。
私にとっては、どんなおもちゃを選ぶか?よりも、親子でどんな遊び方をして時間を過ごすか?その時間を親子有意義に使うにはどうしたらよいか?の方を重要視しているのだなと、改めて自分の価値観に気づくことができました。
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そんなこんなで、私の育休の振り返りはここでおしまいです。
育休という期間に、自分を見つめ直し、仲間との対話を通じて思考を深め分かち合うことの素晴らしさを知り、親としての子供への関わり方や理想のおやこ時間を発見できたことは私の宝になりました。
拙い経験談ですが、誰かのお役に立てればと思い公開します。


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