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渡辺真知子というひと。(11)

先日「金沢ゴーゴーカレー」のレビューを見かけて、わたしも大好きなので思わずコメントしてしまいました。別名で某動画サイトにはよくコメントを入れますが、noteでほかの方の記事にコメントを書いたのなんて初めてです。

地元のスーパーで見かけて買ったことがありまして。ゴーゴーカレーのレトルトはルーが2袋入って600円ぐらいで――さすがにカツなどのトッピングは入ってませんが――コスパいいなァと思いました。味もコクがあってわたし好み。またそのうち買ってこよう……

自分でトンカツとキャベツ(このふたつは金沢カレーのマストアイテム)をのせて食べるという点も、あまり押しつけ感がないので好きです。わたしはチーズも入れます。

「……あれ?これ、渡辺真知子とどう関係あるの?」

そうですね、思わずゴーゴーカレーの話が長くなりましたけれども、それなりに真知子さんと関連性を持たせますのでご安心を(?)

水もしたたるいい女?雨がやむまで待って

真知子さんがデビュー後に初めて開いたコンサートは、1978年(昭和53年)5月14日の新日本フィルとのジョイントコンサート(神奈川県民ホール)である。次のコンサート会場がどこだったかというと、同年9月28日の金沢――石川県厚生年金会館。現在の「本多の森ホール」である。

金沢を皮切りに(ホール名は当時のファンクラブ会報にあるとおり)芝郵便貯金ホール・愛知県勤労会館・大阪サンケイホール・広島郵便貯金会館・福岡電気ホールの6ヵ所で、真知子さんのファーストコンサートツアーが行われた。

明星'78年12月号の密着記事を読むと、デビュー寸前の‘77年10月に「迷い道」のキャンペーンとラジオではじめに来たのも金沢だったそう。偶然とはいえ重なるものだ。当時の真知子さんも「(金沢に)縁があるのね」とおっしゃっていた。

真知子さんはピンク(藤色?)のワンピースに、太めの白い縁取りがついた赤い傘をさして金沢の街を歩いていた。撮影はさすがにコンサート当日ではなかったかもしれないが、体感温度は低そう。

過去の天気を調べると、コンサート当日('78年9月28日(木))の金沢は昼から雨だったようだ。最高気温21.7度、最低気温が15.3度。翌日の29日は一日中雨で、雨量は52mm。ちなみに前日の27日は曇りだったようなので、雑誌の撮影はコンサート翌日かな?(あくまで推測ですよ)

雨といえば、TBSラジオ「ドライビングポップス・真知子と歌おう(ドラポン)」にも、ときどき雨をテーマにした話題があった。梅雨から水虫の話に移った回なんて「足の裏がムズムズすると掻きむしってしまう」「ムズムズが愛に変わる」とか……台本を書いている人に、24歳の女性歌手であることを忘れられてないか、真知子さん。

しかし、カラッとしている真知子さんだから、ラジオでこういう話をさせやすいのだろう……と妙に納得できてしまう。

たぶん、次のドラポンパーソナリティだった中原理恵さんや「ドライビングポップス・奈保子のときめきトワイライト(わたしが聞いてたのはこれ)」の河合奈保子さんには、こんな話題振れなかっただろうなぁ。

――でも「欽ドン」の理恵さんを見ていたら案外……??そういえば、わたしにとっては「欽ドンのおもしろくて綺麗なお姉さん(理恵さん)」が、あの「東京ららばい」の人だったというイメージかもしれない。今となっては、歌とコントのどっちを先に知ったのかあやふやだけど――

ドラポンは5回分ほどまとめて、アドリブを交えて収録していたらしいけれども、どこまで実感こもっていたんだろう。

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なお、当時は「Feel Free」が出た頃で、この回では、背中に雨の雫が入ってきたら気持ち悪いという話のあとで「シー・スルー」、「化粧をしなくても美人って人だけ雨の日に失恋してください」と話したあとで「雨がやむまで待って」を、水虫に縛られる話に続いて「束縛」をかけていました。

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