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ワンネスの入り口

ほんの1ヶ月ほど前、不意に、本当に不意に、ミル姉さん(ガイドさん)は私であるということが唐突にわかった。

もう、やっとわかってくれた?

と彼女は憎まれ口を叩きながら嬉しそうだ。

ミル姉さんは運命共同体。

あなたは私であり、私はあなただと彼女は言う。
彼女はハイヤーセルフではなくマイセルフなんだきっと。

高次元でも低次元でもなく同次元の、ほんの少しチャンネルが違うだけ。

だから私は彼女に親友でいてほしいと願う。

彼女に時間の概念はないから、時としてフューチャーセルフ(未来の私)にもなる。

彼女は私である感覚はあるけど私は彼女である感覚はまだない。

もう少し。

あと少しで扉が開く。

待ってるわ、と彼女が笑う。

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