今回はエゴを解放するワークの方法をご紹介します。
ここでいうエゴとは、ネガティブな感情のことです。
一昨年からずっと私がしているエネルギーワークの一つで、自分の中にネガティブな感情が出てくるたびにワークしています。
いろいろ偉そうに書いていますが、私もまだまだネガティブな感情で右往左往しています。
メロドラマにはまるとこういうことを忘れちゃうんですよねー(笑)
でもそれでいいと思うんです。

もし心に平和が欲しいと思っているならば、一緒にワークしてみませんか？

ワークの前にちょっと意識を変えてみましょう。

エゴを自分と切り離す

エゴは普段私たちにぴったりくっついています。
あの人があんなことして、こんなことして・・・。
何かあるたびに起きた事象に対して感情（エゴ）をくっつけて体験しています。
起きたことと自分の中のエゴは別のものなのですが、くっつけて同じものとしていると手放しにくいので、エゴと自分自身を切り離してみましょう。
単純に「私の中にエゴがあります」と意図すればいいのです。
もし悲しみというエゴを手放したいのであれば「私の中に悲しみがあります」とするとよいでしょう。

こうするとちょっとだけエゴと自分自身に隙間ができて、エゴを客観的にとらえることができそうだと思いませんか？
客観的にとらえることができなくても、できそう、できるかもしれない、と思えればそれでOKです。

私は悲しんでいる、と思っていることに対して、私の中にある、と意図すると、「私」と「悲しみ」が別々のものになります。ここがポイントです。

エゴを愛する

それから、このエゴは間違いなく自分の一部なので、いやなもの、汚いものとせず、癒すべき愛しいものと考えてください。
私の代わりにいやな役割を引き受けてくれた、大切な大切な私自身です。
癒して光に返す、そう考えてみてください。

もしできればこの段階で癒してみましょう。
癒しとは許しを与えることでもあります。
許しとは、こんな感情を抱いてしまった自分にOKを出すことです。
もしも許せたら癒すのは簡単でしょ？
私は時々エゴな感情を自分の隣に置き、話しかけたりしばらく一緒に過ごしてみたりしています。
それから、彼らに感謝することも忘れないでくださいね。

さて、準備が整いました。早速ワークしてみましょう。
今回は「悲しみ」を解放してみたいと思います。

タオルを使うワーク

まずタオルを用意します。なんでもいいです。
お気に入りのスカーフやハンカチでもよいかもしれません。
何にするかは直感で選んでください。
そして自分自身に心の中でこう呼びかけます。
「私の中にある悲しみを解放します。よいですか？」
と許可を求めてください。
もし自分の中でOKがでれば
「はい、解放します」と返答し、タオルをポンと投げます。

これで終わりです。簡単でしょ？
ちょっとすっきりしませんか？
これをすっきりするまでまで繰り返します。
何度も何度も根気よくしつこく繰り返します。
最初は何も変化がないかもしれませんが、何度もやっているうちに気持ちに変化が現れます。

ポイントは
１．自分の中に悲しみがあることを認めること
２．自分自身に手放しの許可を出すこと
の2つです。

バイブレーションビルディング

もう一つの方法はバイブレーションビルディングです。
私たちの感情は周波数でできています。
それをイメージの中で具現化して手放すことで、脳に「手放したよ」と信号を送ります。

自分自身の中にある悲しみをイメージとして具現化します。
・悲しみの色は何ですか？
・どんな形をしていますか？
・大きさはどれくらいですか？
・どのくらい重たいですか？
・材質はなんですか？
・触るとどんな感触ですか？

私の場合はこうです。
地球一個分くらいの樽の中に、濁った水がいっぱいたまっています。
地球一個分ほどの重さで、触るととても冷たいです。

そして観察します。
ほう、こんなものが私の中に。
こんなにたくさんあって冷たいのね。
なるほどなるほど。
そこが見えないくらいたっぷりあるね。
私に癒してほしくて出てきたのよね。
そっかそっか。じゃあしばらく遊んでから光にかえろっか。

一通り観察して満足したら空にえいっと投げてみましょう。
できればワンネス（源とかセントラルサンとか）に返すイメージするとよいです。
空に投げたものが、今度は光なって空から自分のもとに降りてくる、そんな風にイメージしてみてください。

これで終わりです。
バイブレーションビルディングは慣れないとイメージするのが難しいかもしれません。
慣れるまで何度か挑戦してみてくださいね。
試してみた感想なんかをシェアしていただけると嬉しいです。

最後に

なぜこのエネルギーワークが必要かというと、新しい地球で愛と平和と調和に満ちた世界で生きるには、まず自分自身の心の平和と調和が必要だからです。
そのためには、外で起きたできことであれこれ感情を揺さぶられていては、とうてい自分の中に平和をもたらすことができません。
（と自分に言い聞かせ）

もしもこの世界から戦争をなくしたいなら、まずは自分自身が平和であることが何よりも大切なのです。