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「あの人となんか合わない…」のはソーシャルスタイルのせいかも

人とのコミュニケーションの中で、どうしても苦手なタイプの方っていると思います。なんでわかりあえないんだろうとか、いつも意見がぶつかって結論が出ないなぁとか、ネガティブな気持ちが募ってしまうことも。仕事をしているとなおさら悩んでしまいがちです。

ソーシャルスタイル理論とは?

当たり前ですが、ひとりひとり歩んできた人生も違うし、これまでどう生きてきたか、何を学んできたかも違います。だから各々コミュニケーションの方法が違って当然です。そんな中で大事なことは、自分を中心として人とのコミュニケーションを考えてみることではないか、と私は思ってます。

それを紐解くひとつとして、コミュニケーション理論の「ソーシャルスタイル理論」を紹介します。

ソーシャルスタイル理論とは、感情と自己主張を軸にして4つに分類した考え方です。

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(引用:https://daini2.co.jp/tokusyu/other/article-3011-author-uzuz29/

診断してみたい方はこちらでサクッと行えます。


苦手なタイプのあの人は、大事にしている価値観違うのかも

上記の図を見て、自分がコミュニケーションを取るときに、確かにこれを大事にしているかもなぁと納得感があった方も多いのではないでしょうか。

その反面、苦手なあの人は、もしかしたら自分と真逆の価値観を大事にしているのかもしれません

私の場合のパターンをお話します。

私はこの理論をcotreeさんのコーチングを受けたときに知り、そのときに行った診断では、こんな立ち位置。「ベーススタイル: エミアブル」「サブスタイル: ドライバー」です。

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(めちゃ納得感。)

私は、信頼関係を築くところからコミュニケーションが始まります。たとえ仕事であっても、いい雰囲気の中でミーティングを始めたいタイプなので、アイスブレークや雑談めちゃします。いい議論はいい雰囲気から。そんなタイプです。

なので、結論を急ぐタイプや冷たい言い方をしがちなタイプが苦手です。逆に、そのようなタイプの方は、私のコミュニケーションは冗長に映って苦手意識を持たれやすいかもしれません。

また、例えば同じ軸の「感情表現を表す」タイプでもエクスプレッシブタイプとは全然性質が違って、エミアブルタイプの感情表現は「共感」に近いけれど、エクスプレッシブタイプの感情表現は「自己表現」としての意味合いが強いのである意味真逆です。

このように、それぞれのタイプでコミュニケーションで大事にしている価値観が異なるので、違和感があったり、逆にものすごい親和性があったりするのだろうと思います。


自分を知ったら相手も知って、コミュニケーションしよう

正直言って、苦手なもんは苦手でよいと思っています。自分の素直な感情を否定するのはよくないことですから。

でも、苦手なタイプの大事にしている価値観はなんだろう?を考えて知り歩み寄ることで、スムーズにいくこともあると思います。私はこの3つのステップでコミュニケーションを円滑に回すことを心がけています。

1. 自分の大事にしている価値観を知る
2. 苦手なタイプの大事にしている価値観を知る
3. 相手の大事にしている価値観を傷つけないテクニックを発揮する

3で「テクニックを発揮する」と書いたのは、自分と対極の価値観に干渉する場合、自分の大事なものを譲ってしまう懸念があるからです。そこは線引きをして、テクニックをもって解決していくことが大事だと思っています。


まとめ

この3ステップで、苦手なタイプの方とのコミュニケーションも大事にしてみると、何か学びがあるかもしれません。私は様々な職種の人とやりとりをする立場ですので「この人のこのソーシャルスタイルで、この職業とは…納得感半端ない…!」と思うこともすごくあっておもしろいです。

仕事をしている限り、人とのコミュニケーションなしには生きていけません。楽しいこと、つらいこと、自分だからこそ感じられることを大切にしながら、生きていきましょう。


駄文が捗ります