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あなたの会社には借金を返す力がありますか?

銀行からお金を借りる会社は、銀行とよい関係を築くことがとても大事です。なぜなら、会社の成長を加速させる時期や資金難になったときに、銀行からお金を貸してもらえないと倒産するからです。

一方、銀行の方は倒産しない会社、そしてこれから儲けを大きく出す会社にお金を貸したがります。銀行は、会社の決算書の数字で会社を格付けしています。 銀行はお金を貸して金利を上乗せして貸したお金を回収するのがビジネスモデルですから、貸したお金よりもさらに大きくなって返済してくれる会社の返済能力で判断します。

返済能力とは借入金を何年で返済できるか、会社の財力のことです。

収入から支出を引いて年間でどの程度を返済する金額が残るか、これがお金を稼ぐ力であり、営業キャッシュフローの力です。
銀行が重視するキャッシュフローとは
「営業利益 + 減価償却費」

そして、借りたお金を何年で返せるかは、以下のように計算します。
借入金残高 ÷ 銀行が重視するキャッシュフロー
 7年以内であれば「返済能力あり」、15年以上返済能力が厳しいと判断します。

会社が成長期は、投資後何年で回収できるか、投資の利回り (効率)は何%かで判断します。 利回りとは、投資額に対して毎年入ってくるお金の割合です。回収期間も利回りもキャッシュフローで判断します。


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