空耳


空見上げれば君と過ごした日々を思い出す
空と海がどちらも名前に入った君が好きだったんだ
君は配るティッシュペーパー
僕は恋のペーパードライバー
例えフラれても何度でも立ち上がる
僕は恋のターミネーター

春 夏 秋 冬
朝 昼 夜
晴れ後雨後曇り空
全部君の中
しかも僕がいつまでも弾いてる
鍵盤の中にもいるんだよな
ソ ラ ミ
どうすりゃいいかわからん
他にいないんだよ
君みたいなLady

俺以外の男なんて全員がモブキャラ
君以外の女なんか全員いらないから
君の仮面を付けさせて
知らない女の隣を歩いてる

空見上げたら君を思い出して
他のやつじゃダメだって知って
空見上げたら君のこと
思い出して泣きそうになるよ
空見上げながら
君が嫌いだったたばこをふかして
君を待ってる

僕の肺なら一生真っ黒
でも君が気管支炎ならマルボロもいらない
イライラしたって君は悪くない
愛してやまない
山折り谷折りでつける折り合い
山あり谷ありでも先暗くない
君の谷間で溺れて眠りたい

「恋愛」と呼ばれてるそれを
相手が欲しいものと言葉を
与えるだけだと思ってた頃の
僕を殺してくれてありがとう
間違ってたのは僕だったけど
間違ったままでいたかったよ
いつでもかけてきてくれよ暇電
そうだね また会える日まで

空見上げたら僕は
君を思い出しながら
こんな歌を歌って
泣き出しそうになってる
空見上げながら
君が嫌いだった
たばこをふかして君を待ってる

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