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インビジブルハート

いつもの景色に
ぽっかり空いた席
いつからだろう それは
一つの小さな想い

晴れも曇りも
暖かくなった ほんの一時

過ぎた日々を 愛しく思った

不器用な態度も
冷たい視線も
私は受け止める
まるで そう
一方的な優しさのような

知らぬまま消えた
影は今日も
錘を私に残して
戻ってこない

誰かの言った
忠告のようなものも
信じようともしないで

返った〝攻撃〟に
崩れそうだよ

過ぎる日々を理不尽に思った

痛みは想像以上
だけどなにか
寂しさを感じて
まるで そう
〝承認〟を
怖がっているような

明日もきっと
それ は戻ってこない
辛くて苦い
私の想い