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東京 満員電車 懐かしさと鬱々とした気持ちが蘇った。

昨日、電車内で思ったこと、メモに書き込んでた。

私は今リゾートバイトをしていて、山に囲まれたところで生活している。

東京から離れて約1年。東京へ戻ると疲れるけど、生まれ育った東京は懐かしさがあって、色んなことがごちゃまぜなところも、いやなのにやっぱ好きだなあと思った。日々、簡単には割り切れないことが沢山あるな。背負い続けたくないのに、いますぐ手放せない、そんな物事や関係があって日々が続いていく。

休日 東京へ出てきて
懐かしい電車に乗って
満員電車に遭遇
席の奪い合い
どこみてもスマホ
会話がない車内

懐かしいような息苦しいような
誰も彼も自分さえも
存在を見失いそうになるカオスの中
膨大な情報と
押し寄せる人並みに
私はずっと疲弊していた

早朝から薄着の制服をまとって出掛ける中高生
クマを浮かべながらお詫びの電話をかけるスーツの人たち
作業着とリュック 疲れた顔で帰路に着く人々
ベンチに座って遠くを眺めてる年配者の姿
肩をすぼめて窮屈そうに座る

ああ 何もかも苦しくなる

なのに、私はやっぱり東京がすきなんだ
東京生まれ東京育ち
私だから見えるものがあるはずなんだ
ゴミだらけに見える街さえ
私の大事な思い出だったんだ

だから「東京は冷たくて嫌いだ」と言われるのは、やっぱり寂しいね。
他に帰る場所がないのは、みんな同じだ。

肩身寄せ合って狭い都市で、みなが必死に生き延びてるような
そんな感覚だ
生まれは違うのに、
一体みんなどこから集まったんだろうな?

私にはこの街が、生まれ育った場所だよ。それはいいことだ、きっと。

ここを捨てるとは思わないぜ
ただ私は別の場所で生きたいと願っただけ

この都市に別れを告げたとしても、悲しいことはない。
朝日がさす薄暗く静かな都市部の美しさや、真夜中の静けさと 働く人々の呼吸と存在を知ってる

諦めだけじゃ生きていけないことも知ってる
やるしかないから、やるのだ。

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