見出し画像

一級建築士学科試験 合格方法

私は大学卒業後、社会人2年目で二級建築士を取得し、翌年から3度一級建築士を受験しました。
そのうち2度は学科試験で不合格を経験し、3年目にして学科・製図をストレートで合格することができました。平成24年度の試験、27歳で一級建築士になることができました。

私が合格した年の勉強方法はこれから受験される皆さんの役に立つと思い、記事にすることにしました。
全部で23項目あります。
最初の2項目を無料とし、残り21項目は有料とさせていただきます。
無料部分のみでもかなり有益だと思います。
ぜひご覧ください。

(意図的に命令口調の箇所がございます。お気に障られた方、お許しください。)


①  金を惜しむな、資格学校に行け

学科試験は独学でも合格可能だと思います。
ただし、資格学校をうまく活用することによって、何倍も合格の可能性が高まります。
学校に通うことのメリットとして
『強制的に学校に行くことになるので確実に勉強時間が取れる』
ということをよく聞きますが、私の考えは全く違います。
学校の授業を受けてるだけでは絶対に、もう一度言いますが絶対に受かりません。落ちます。
学校に行ったからといって、やる気の無いひとはどうしたって駄目なんです。
そこのところを履き違えると学校に通ったところで全くの無意味です。
大切なお金をドブに捨てるだけで終わります。
学校に行くのにはもっともっと大きな意味があります。
これを理解しているかどうかが本当に大きいです。
私は親から借金をしてでも学校に通うべきだと思います。
合格できず来年も受験することを考えたら安いものです。


②  上位10%に入れ

同じ受験者との比較ができること、自分の位置が相対的にわかること。
それが学校に通うことの最も大きなメリットです。
私は常に自分が学校の中で上位10%に入っているか確認することを推奨します。
一級建築士試験はその難しさから、ほぼ諦めモードで記念受験する人も多くいます。
私は2度、学科試験の不合格を経験しましたが、恥ずかしながら2度とも受ける時点で諦めていました。
そして3度目、学校の中で上位10%に入ることを意識したことで合格することができました。
まかりなりにも何十万円と払って学校に来ている人たちは勉強する意識のある人たちだと思います。(少なくとも学校を申し込みした時点では)
学科試験の合格率は15~19%程度ですので、この中で上位10%に入っていれば、本番に多少ミスがあったとしても学科試験をパスできると考えてほぼ間違いありません。
私は通っていた総合資格学院の中で上位10%に入っていたことで、本番では合格基準点94点のところ、102点をとり、余裕を持って学科試験をパスしました。
(学科試験の満点は5教科合計125点です。)
ちょっとやりすぎたくらいですが、ギリギリで落ちることほど馬鹿らしいことはありません。
また、ギリギリで受かるかどうかわからない、というのも次に控える製図試験に集中ができません。
余裕で合格しましょう


この先は有料です。

具体的にどうすれば上位10%に入れるかを私の実体験をもとに書いています。
上記2項目を含め全部で23項目あります。
ただし、言っておきますが簡単に受かる方法はありません
次回の試験で何が何でも合格する!という気持ちのある方のみ購入してください。
合格までは長い道のりです。
この記事では具体的に『ここを重点的に勉強すればいいよ!』というようなことは書いていません。膨大な一級建築士の勉強の範囲がある中でどのような姿勢で取り組んで行けばいいのか、というアドバイスになっています。
絶対に合格したい!という気持ちのある方にとっては、その道標となる記事だと自信をもってオススメします。
それでは未来の一級建築士の皆さんのご健闘を願っています。


ここから先は

6,429字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?