見出し画像

美容整形をして結婚したいです

わたしのただ一つの天職は個人セッションと思っています。

現在札幌での対面セッションと電話とビデオ通話での遠隔セッションを行っています。

メールで個人的にご相談をいただくことが多いので公開での返答としています。

ケリーさんありがとうございます。

私の容姿は救いようが無いというほどではないのですが、自信がないです。35歳になり友人はもう結婚している人が多い。美人はやっぱり目立つので良い出会いがあるなんだと悲しい気持ちになります。でも私よりもブサイクな人でもサッサと結婚する人もいます。私は30歳までにしたいとずっと思っていたのに。手遅れになる前に美容整形をして結婚相手を見つけるべきなのか。一人暮らしのOLなのであまり貯金はありませんがみんなローンで整形してますよね。みんながマスクをする今だからこそやるべきかという焦りもあります。でも急に顔が変わるとみんなが噂をするだろうなあという不安があります。未来の自分への投資と割り切って美容整形に踏み切るのか、それとも貯金をコツコツして老後に備えた方が得なのでしょうか。

ケリーさん、ご相談ありがとうございます。

ケリーさんのお顔を見たことが無いのでなんとも言えませんが、イマイチの顔を美容整形したら結婚できると思うけれど勇気が出ない。ということですね。

現代の35歳の女性はどれくらいの割合が結婚済みなのでしょうね。中にはもう結婚が2回目3回目という人もいるのでしょうから、まだ一度も結婚していないケリーさんのやり場のない気持ち、お察しします。美人が結婚していることには嫉妬してしまう。でもブサイクが結婚しているのも腹立たしい。こんな時には独身の友人の顔を思い浮かべてホッとするかといえばそうではない。何故ならその友こそが結婚戦線のライバルですものね。いつ寝首を掻かれるかわからないですよね。

そして結婚した女性はお歯黒にでもして恋愛市場から退去させたいのに、これがまた「人妻」っていう括りが妙に色っぽいみたいで人気ですよね。ついでにいうと「看護師」「女教師」「未亡人」も人気で腹立たしいですよね。あ、話が逸れましたね。

己が若さと独身男性は減る一方なのに次の一手が見つからない。という時にケリーさんは「美容整形」という「未来の自分への投資」に行きついたのですね。

わたしはここで美容整形の是非を語ることは出来ないのです。わたしはかれこれ50年ほど美容整形に憧れ続け、美容整形さえすればわたしも美女になれると思いながらも勇気も資金も時間もないままに50代の後半になったのです。

白状するとつい最近も「こんなに頻繁に上京するのだからついでにイエス高須で鼻の整形をしようか」と真剣に調べたのですよ。ですからわたしがyahooニュースを開けると美容整形外科の広告がゾロゾロ上がってきます。

少女の頃は「大人になる前に整形して美女として生きたい」と願っていたのが今になると「残された寿命を鼻筋の通った女として過ごすべきではないか」という違った理由になっているのですがね、まあ要するに「キレイになって周りにチヤホヤされたいけれども整形バレバレも借金も嫌」という悩みを50年近く持ってるわけですよ。誰か相談に乗って!

「結婚したいから、整形しなくちゃ」というのはケリーさんが美容整形というハードルに挑むためのまあ、言い訳ではないでしょうか?それはそれで良いと思います。「きっかけ」とか「背中を押す」とか「理由付け」って必要ですもんね。美人になって結婚出来るって長年の夢が一挙にかなうことですものね。

さてケリーさん、ご自分が美容整形をして美人になったからといってすぐに結婚できるとは限らないということはわかっていますよね。そうですよね。

そして、例え王子様と結婚してもそれが永遠の幸せとは繋がらないということ、ブサイクでも結婚をする人はいる。ということも先人の事例からもわかっていますよね。

ケリーさんは「ブサイクで結婚できた人はの事例は何を参考にして良いのかわからないので美人作戦で行こう」なのですよね。このままじゃ負け戦になってしまうと奇襲戦を試みるのですね。桶狭間の織田軍でしょうか。

それであれば、わたしは結婚という目標に突き進むために美容整形をするケリーさんを応援します。成果のためには手段を択ばないという覚悟をしたときに人は強くなるのでしょう。強くなってください。

そして「あの人整形よ」の声と「あの人ブサイクね」の声のどちらを選ぶか、それともどちらでも全く気にしないことにするかはケリーさんご自身が深く考えるしかないのです。

ただね、これはわたしの勝手な思いなのですが美容整形のことを「未来の自分への投資」とは考えないで欲しいのですよ。便利に使われる言葉ではありますが、この言葉はどうも「マルチ商法」「やりがい詐欺」「先物取引」の香りがツンとしませんか?

「未来の自分に投資と思って!」と誰かに言われた時に「わたしは小豆相場じゃありませんから」と切り返すくらいの強さがこれから人の声を気にせずに結婚戦線に打って出るケリーさんには必要だと思いますよ。

健闘を祈ります。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?