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過去世を観て貰ったのですが

普段は南インド屋の店員Aの業務をしています。単純な袋詰め作業なのです。https://minami-indo.shop/

でもわたしのただひとつの天職は個人セッションであると信じています。10/17から上京して個人セッションを行います。よろしくお願いいたします。

今日のご相談はかぼちゃプリンさんからです。

操さんは個人セッションをしているということですので、人のオーラとか過去世とかが見えるのですか?わたしは職場の同僚の知り合いの占い師にオーラと過去世と結婚運を見てもらいました。そのオバサンはわたしのオーラはくすんだ灰色で過去世が同僚の召使だったと言いました。同僚は凄く嬉しそうでしたがわたしは気分が悪かったです。それ以来元々上から目線だった同僚は図に乗ってわたしに雑用をさせます。操さんに違うオーラと過去世を見て貰えるのならばお願いしたいです。そして操さんは占いについてどう思いますか?

かぼちゃプリンさん、ご相談をありがとうございます。記事を読んでの個人セッションのご依頼嬉しく思っています。

結論から書きますね。せっかくですがオーラと過去世を観て貰うのでしたら他の方にお願いしてください。占い師についてもご自分の判断で決めてください。

これで終了ですとわざわざご相談をしてくださったかぼちゃプリンさんに申し訳ないですね。

美輪明宏さんと江原啓之さんのテレビ番組の「オーラの泉」からその方のオーラの色ですとか過去世について興味を持つかたが増えたのですよね。わたしもあの番組をそれはそれは楽しみにしていました。お二人のご本も何冊も読みました。江原さんが使われる能力についてわたしが何かを言う立場ではありません。凄い方だと今も思っています。

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わたしが人のオーラをはっきりと観たのはもう30年以上前のことです。その時はまだオーラについて一般的には知られていなかったので「なんじゃこりゃ」と驚きました。ある人の背後に青い光ったもやもやが視えたことを知人に言ったら「それは海で遭難するってことじゃない?」と言われて焦ったのですが大丈夫でした。まだ生きています。海関係の仕事もしていませんね。

後にオーラの色が何色ということが普通に話される時代になり、わたしは何色なんだろう?と観て貰ったこともあります。ある時沖縄在住の精神科医の越智啓子先生の講演会に行き、檀上の啓子先生が「皆さんわたしのオーラの色は何色だと思いますか?」と聴衆に聞きました。「赤!」「そうなんですよ」「青!」「正解です」「金色!」「よくわかるわねえ」

「人のオーラは全ての色があるんです。だから皆さん正解です!」なんだかずっこけるような気分でした。でもきっとそれが正解なのでしょう。かぼちゃプリンさんのオーラがくすんだ灰色だということですが、それはその方にはそういう色に見えたというだけのことでしょう。気に入らないのならば他の方に納得するまで見て貰うしかないですね。

そして過去世についてです。これもわたしも見て貰ったことはあります。ワイス博士の孫弟子という方でした。これは自分の目にはっきりと映像が見えましたので今も「あれは夢か幻か」と思い出すことがあります。どうぞしっかりと訓練を受けた方から正しいと思えるセッションを受けてください。かぼちゃプリンさんと同僚との主従関係ですが、わたしでしたら話は半分か四分の一にしておきますがねえ。

わたしは占い師でも過去世鑑定士(そんな名称あるんかいな)でもありませんし、そういった訓練は受けたことがないのです。

そしてかぼちゃプリンさん、占いについてどう思うかですが、世間には優秀な占い師もそうでない方もいるのだと思います。わたしも長く懇意にしている占い師を生業とする方がいます。その方の鑑定に何度も同席したことがあり、鑑定書を一緒に読み砕いたこともそれはもう何度もあります。その経験でわかったことは、占いの真偽ではありません。優秀な占い師が真実を語る鑑定をしても受ける側の心次第ということです。人は自分の見たいものしか見ない、いえ見えないということです。これがあなたの人生における一番の問題点でしょ!という部分を読み飛ばして「わ、恋愛運は来年の11月以降って書いてある」とそこだけしか見えないのですよ。真剣に鑑定をした占い師が気の毒になります。でも仕方ないことなのです。ある種の人は鑑定の全てを深く落とし込むよりも耳触りの良い褒め言葉を探してそこだけに注目するものなのですね。そしてそういう人はもっと良いことを言ってくれる占い師や霊能者を次々と探します。まあ、需要と供給という面で言えばそれもありなのでしょう。


褒めて貰いたい。可愛いと言われたい。ツイてる!って言われたい。エステやショッピングや男性におけるキャバクラみたいな感じで占い師や霊能者を使うのもそれはそれでありなのでしょう。

話は変わりますがかぼちゃプリンさん、「役者の遊びは芸の肥やし」という言葉がありますよね。ホント嫌な言葉だと思いますがわたしはデパートの婦人服売り場で働いていた時に「わたしはタンスの肥やし販売業なんだ」と気づいてしまいました。色々な理由をつけてお洋服を買ってくださるお客様。その殆どはタンスの肥やしでした。お客様ご自身も「タンスの肥やしよ」と言いながら買ってくださったものです。人はお金を使いたいものなのですよね。無駄なお金を使うことがその方の満足なのでしたらそれはそれで良いことなのだなあと納得することにしました。ただ、販売する側の良心として誠実な接客をする。買って貰ったものがその後ヘビロテの一点になるか肥やしになるかはもう関与することは出来ないのですよね。

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わたしが懇意にしている占い師もそのような気持ちなのだと思います。プロとして伝えるべきことは伝える。でもそれ以上のことは本人の自由意志に任せるのでしょう。占い師が「これが真実だ」と確信していてもそれを受けとりたくない人、受け取る準備がまだ出来ていない人もいるのだと思います。お客様のそんな受け取り方に対して占い師がそのスタンスに行きつくまでには様々な葛藤があったのだろうなあということは容易に想像できます。

かぼちゃプリンさんがこれから違う占い師や霊能者に会うのか会わないのか。どれくらいのお金を使うのか。それはもうあなたのお財布と直感に任せるしかないのです。そしておせっかいですが開運のための高額な商品などにはできれば手を出さないように。懸命な判断をしてくださいね。

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